2005年01月30日
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結局のところ、RAID を組む過程の操作ミスで飛んだということを書き記しておきます。
これからのために、色々書いておきます。

まずは、スペックから
Athlon 2000+
ハードディスク:IDE 4台( 32G / 160G / 160G)
CD-ROM
TV キャプチャーボード
Lan ボード
グラフィックボード( AGP ):ATI
マザーボード:Aopen

となっています。




CPU クーラーは故障したので、一度交換してあります。
ハードディスクは、 2004/12/23 にあるように、前回不調だったときに、増設しました。
結局そのときのトラブルは、 IDE ケーブルだったのですが、その結論になかなか至らず、HDD を買い増したのです。

しかし、IDE の制約もあり、CD + HDD×3 ということで、新しく購入した HDD はあまってしまい、23日に購入してから今まで保管していました。


今回、そのあまっている HDD の有効利用、RAID システムを組むことによって信頼性の増加、また RAID の知識を得る。ということを目指し、 RAID を導入することとしたのです。そして悲劇も始まったのです。

まず最初に行った作業は、バックアップでした。
基本的に、パーティションは以下のように分けています。

・HDD 32G / プライマリIDE / プライマリHDD
C:( システム起動用 )
D:( スワップ・マイドキュメント・スタートアップアプリ等 )※最も重要なデータ

・HDD 128G / プライマリIDE / セカンダリ HDD
E:( CD-ROMデータ )

・CD-ROM / セカンダリIDE / プライマリ
H:

・HDD 128G / セカンダリIDE / セカンダリ HDD
F:( エロデータ等、最悪消えてもいいもの )

上記のことから、またミラーリングを行うということから、Dドライブの内容のみを Eドライブに単純にコピーしてバックアップを行いました。お気に入りや、デスクトップの情報については、バックアップは行いませんでした。

コピーが完了しマシンの電源を切りました。

いよいよ RAID ボードの取り付けです。
会社でも行ったことがあるので、そんなに難しい作業ではありません。
手順としては、
1. 電源ケーブルを抜く
2. 既存の HDD を全て抜く( 誤消去を防ぐため )
3. RAID ボードを挿す
4. RAID ボードにミラーリング元の HDD を挿す( プライマリ / プライマリ )
 ※現在の C ドライブ

5. RAID ボードにミラーリング先の HDD を挿す( セカンダリ / プライマリ )
 ※古い HDD を流用

6. 起動させ、RAID の BIOS からミラーリングの指定を行う
7. そのまま RAID にて起動
8. 動作の確認

- 上記成功後テスト -
a. ミラーリング後の HDD をひとつ抜く( 障害時のテスト )
b. エラーが表示されるので、再度ミラーリング構成を行う
c. 起動を確認
- テストここまで -

9. 最初に抜いた HDD を再接続
10. PC を起動し、HDD が認識されることを確認

RAID に HDD×2
データ用に HDD×2

以上で完了。

という流れとなるはずでした。

手順 6 までは順調に行きました。
ここで BIOS より source と target を指定し、ミラーリングの開始を行います。
そして表示上では、ミラーリングが完了しました。そして再起動をかけたのです。
すると・・・。
「NO BOOT DISK 」と表示されるのです。( 正確な表現はちょっと忘れました )

どうやら、RAID の BIOS 上にてミラーリング HDD が Boot Disk であることを指定する必要があるようです。それを指定して、再度起動。。。。

「NO BOOT DISK 」・・・・。なぜでしょうか。

仕方ないので、 RAID を取り外し、適当な HDD を IDE で接続し、 OS のインストール・起動。元の HDD の中身を確認しますが、「フォーマットされていません」との表示。。。。

意味わかりません。
もちろん、source と target のミスは犯していませんし、同期も終わりました。なぜ起動しなかったのか。

再度 RAID をつなぎましたが、やはりどうにもなりませんので、仕方なくミラーリングの設定をしてから OS の再インストール。

予定外でしたが順調に進み、(ちなみに RAID 接続の HDD に OS をインストールするときは、キーボードより F6 を押しドライバをインストールする必要があります)
手順 8 まで進みました。テストのために、RAID のHDD を切断し、再度別の HDD を接続しました。

こうすることにより、ミラーリングのセットに異常を作り出し、障害時の復旧を試すことができます。

起動時に RAID の BIOS が「エラー、ミラーリングに障害が起きています」と英語で表示されました。( 正しい表示は覚えていません )
そこで、再度 RAID の設定画面を表示させ、リビルドを選択し、ミラーリングを再構築しました。

作業が完了し起動すると、「NO BOOT DISK 」・・・・。なぜでしょうか。

もうだめです。
こんなに信頼性の無い RAID ってなんなのでしょうか。
もちろん、僕の手順に間違いがあるのかもしれませんが。。。

仕方ないので、ミラーリングとは正反対のストライピング構成にしました。
だって RAID 構成をしていても、障害時にこれでは怖いですし。ということで、ストライピングなら RAID にも頼らないので、障害が発生してもあきらめることができます。

さて、そういったこともあり、ストライピング構成の HDD に OS をインストールしました。もううんざりして、最初に抜いた HDD を接続します。

これにより、
RAID×2
IDE×2
という接続となりました。

そして、PCを起動すると・・・。
バックアップを取ったパーティションは生きていましたが、エロデータの HDD が飛んでいるのです!!!

はぁ。
という、大きなため息が出ました。( 消えてもいいとは言え・・・ )

ダイナミックディスクで利用していたのですが、どうやらそれがまずかったようです。ディスクの構成を一括して保存しており( 通常は OS のインストールされているドライブ ) それゆえに、万が一ハード故障が起きても大事には至らないということですが、逆にいうと、OS のリカバリーによってそれを削除した場合は、復元ができないようです。
技術的な裏づけがあるわけではありませんが、3台の HDD のうち、3台とも取り外しを行ったのが原因で、HDD が飛んでしまったような気がします。ハードウエアの故障ではないので、泣く泣く、泣く泣くフォーマットして、現在は元気を取り戻しております。

ということで、ダイナミックディスク、異形式、LDM、RAID、ミラーリングについて、今回は色々頑張っちゃいました。
時間足りないし。。。

stock_value at 11:10│Comments(0)TrackBack(0)事故・事件 

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