2015年11月

2015年11月30日
僕はルーターやHUBについては、あまり壊れることがないので、価格メリットを出すために中古品を利用することはよくあります。
特にルーターはRTX1000やRTX1100はとても性能が良くて便利なので、いつも利用しています。

ただしそうはいっても、RTX1100が登場してからもう10年以上が経過しているようです。
※RTX1100の発売日は2005年。生産終了が2011年となります。

今まで故障した製品は、きっと2005年の発売間近の製品だったのでしょう。そのように理解しておくことにします。

トラブルの事例はいくつかありますが、特徴的なのはリセットをすると、数分間は復旧するというものです。
しかしすぐにまた切断されてしまう。pingの応答もなくなってしまいます。

最近の故障では、インターネットにつながなくても、Telnetをすると、ハングアップし応答がなくなってしまいました。
結局はまた中古に置き換えです。しばらく中古市場に出回っているうちは、交換しながら使っていきたいと思います。



2015年11月29日
デスクトップに置いてあったファイルがすべて消えました!そのように相談を受けました。
もちろん消してない。と。やった作業としては、Windows10にアップデートしたというのです。

まさかアップデートでファイルが消えるというのは聞いたことがないので、なんだろう?そう思ってPCを見てみました。
すると、PCがタブレットモードで動作していました。
Windows10 - デスクトップモードとタブレットモードの切替

これをデスクトップモードに切り替えることによって、デスクトップにあったファイルたちは無事に元通りになりました。

2015年11月28日
設定をしている最中に、画面が突然暗くなりました。そして輝度を調整したのですが、設定完了後すぐにまた暗くなってしまいました。
参考
Windows10にアップグレード後、画面が勝手に暗くなる

結局これは、VAIO Control Center の「輝度を自動的に調整する」にチェックが入っていることが原因でした。

2015年11月27日
Windows10にアップグレードしてから、挙動が大きく変わって戸惑っています。なんとかしてもらえませんか。
そのように依頼を受けました。

PCを見てみると、確かに僕の知っているWindows10とは異なっていました。
スタートをクリックしても、メニューが表示されるのではなく、Windows8のように全画面でタイルが表示されます。

調べてみると、全画面表示のスタート画面 という設定がされていることに気づきました。
Windows 10で、スタート画面を全画面表示に変更する方法について教えてください。

これを利用しないように変更したところ、画面の印象が少しはマシになりました。

2015年11月26日
Windowsのセットアップを行っていると、10へのアップグレードを促されます。
8を利用しているユーザーはインターフェースが変わらないのでいいのですが、7ユーザーは、慣れるのが大変です。
また、業務アプリなどもあるので、アップグレードしてしまうと、動作しなくなるなどのトラブルが考えられます。

ということで、通知を表示させないよう煮する方法を調べてみました。

まずは、WindowsUpdateプログラムを削除する方法があります。
KB3035583

上記アップデートを削除したのちに、インストールの除外を選択します。そうしないとまた次のアップデートでインストールされてしまいます。
参考
『Windows10へのアップグレード予約』を表示させない方法。

さらにレジストリの設定も変更すると安心のようです。
参考
Win7&8.1編: 「Windows 10を入手する(GWX)」の通知を無効にする

コマンドプロンプトで以下の内容を実行します。
Reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate /v DisableOSUpgrade /t REG_DWORD /d 1 /f
reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Gwx /v "DisableGwx" /t REG_DWORD /d 00000001 /f

2015年11月25日
参考
ゲスト用の無線ネットワークを設定する(RTX1210 Web GUI設定例)

僕は、Yamahaルーター+Yamaha無線APという組み合わせの場合と、Yamahaルーター+バッファロー無線APという組み合わせの両方で、ゲストネットワークを構築したことがあります。

このときの基本的な考え方を。
・オフィスNWは VLAN1 を利用する。
・ゲストNWは、「VLAN1 以外」 を利用する

まずはこれが重要な考え方です。
AP側では、どのSSIDに接続するのかによって、所属するVLANを選択することができます。そのVLANとYamahaのインターフェース側でのVLANを一致させ、セグメントや通信を制御します。

そのため、Yamahaの構築事例では以下のようにインターフェースにVLANを当てています。
vlan lan2/1 802.1q vid=201 name=VLAN201
ip lan2/1 address 192.168.201.1/24
※僕は name= には、 Guest-Wifi などの識別名を入れています。

そして、あとはVLANごとのIPアドレスセグメントの通信をフィルターで制御すればOKです。
ただし、この状態では、無線APはルーターと直接接続する必要があります。

もし距離などの問題で、途中でHUBを噛ませる場合には、そのHUBはVLANの設定を行う必要があります。

2015年11月24日
以前にも紹介しましたが、Yamahaルーターでは、オープンリゾルバーに対する注意喚起が出ています。
オープンリゾルバー(Open Resolver)に対する注意喚起について

一般的な設定の場合であれば、あまり心配する必要がありません。
・初期状態でWebGUIに従って、設定を行っており、フィルターを当てている場合

通常、NAT(NAPT)の設定をしていると思いますので、そもそもWAN側からのパケットが到達できる範囲は限定的です。

今回、RTX1210を設定しました。そして上記の通りフィルターの設定を適用しました。
しかしながら、今回の構成では、LAN1は通常のインターネット通信。LAN2は無線環境として、2つのネットワークを構築していたのです。

LAN1からの通信はまったく問題ありませんでした。非常にスムーズだったのです。
しかしLAN2からの通信・・・・これができませんでした。

ping などは問題無く通っているようです。しかしDNSが引けない。
フィルタを全部OFFにしてもだめでした。

何だろう???と、思っていたところ、dns host lan1 というコマンドが入っていました。
これは、LAN1からのDNS応答しか受け付けないというものです。オープンリゾルバ対策なのでしょう。
※初期値は any だということなので、おそらくGUIで設定したときに、フィルターを適用したためにこのようになったのだと思います。

とりあえずこの環境では、 dns host lan とすれば、LAN側のポートからであればDNSを引いてくれる用です。※LAN3は実質WANなのですが、これはどうなのでしょうね。。。

とりあえず上記設定にて解決しました。このおかげで、完了までに想定よりも時間がかかってしまいました。