2016年11月

2016年11月30日
最近、root のパスワードを忘れる機会が増えたように思います。
で、その理由は非常に単純で、使わないからです。

普段、root ユーザーでログインすることはまずまず無く、ほとんどが一般ユーザーで sudo を利用しています。
そのため root パスワードを聞かれると、まったく覚えていません。・・・ちなみにそもそも root パスワードを聞かれることがまず無く、これは引き継ぎの時ぐらいでしょうか。
引き継ぎや、サーバーのデータをアプリで移動させるときに、 sudo などが利用できない場合なども root を利用することがあります。もちろん一般ユーザーを root のように振る舞わせることも可能ですが・・。

もちろん一般ユーザーど sudo するので、メンテナンスにはなんの問題もありません。

で、それと同様に mysql の root パスワードも忘れます。こちらは一回設定すると、それ以外触らないから。
wordpress を利用している場合ではよくあるように思います。最初は必要だからちゃんと覚えているんだけどなー。

mysql の場合には、safe モードで起動するか、skip-grant-tables を設定し、パスワードの再設定が可能なようです。



2016年11月29日
SFTPのみのユーザーを作成していました。それは、sshd_config で指定していました。

その状態で、SSH接続を行うと以下の通りエラーが。

Nov 28 sshd[14729]: Accepted publickey for cesa from XXX port 62936 ssh2
Nov 28 sshd[14732]: error: /dev/pts/1: No such file or directory
Nov 28 sshd[14732]: error: open /dev/tty failed - could not set controlling tty: No such file or directory
Nov 28 sshd[14732]: The session allows sftp connections only

当初、なぜSSHログインができないのか、分かりませんでした。設定は合っているように思えますし、ユーザーもいるし。
ログには見慣れない、エラーが出ています。

error: /dev/pts/1: No such file or directory
error: open /dev/tty failed - could not set controlling tty: No such file or directory

で、最後に、ちゃんとでていました。
The session allows sftp connections only
sftp 接続のみとなっているようですね。ということで sshd_config で設定を解除しました。

ログをちゃんと見れば解決できるいい例でした。

2016年11月28日
Outlookで送信したメールを取り消す機能があるということを知りました。
送信したメッセージを取り消す、または置き換える

で、これについては以下の条件があり、対顧客にたいしては、利用できないと考えた方が良さそうな気がします。

動作の条件
メッセージの取り消し機能について :Outlook Support Team Blog JAPAN

> 受信者が Outlook で Exchange サーバーに MAPI 接続している。
もうこの条件が相当厳しいように思います。一方で自社企業内など、どのサーバーを利用しているのかがハッキリしているのであれば有効に思います。

メールを間違えて送信してしまったときには、あきらめることも必要ですね。

2016年11月27日
Aレコードを持っていないサーバーからメールが来たとき、エラーになる例がありました。
で、今まで何年か運用していたのに、最近になって顕在化してきたことから、あまり大きな設定変更をせずに、簡易的に対応したいと思ったのです。

で、最もかんたんなのは、 hosts に書いてしまうことだろうと。
やってみたのですが、エラーの種類は変わらず。

hosts 参照してないっぽいな。そのように感じました。
調べてみると、やはりそのようです。

postfix では smtp_host_lookup (デフォルト: dns) という設定があり、これを変更することになります。
dns / native / dns,native のどれかを設定するようです。
Postfix設定パラメータ


hosts を参照させるには、native でいいようです。

参考
Postfix に hosts を参照させる
Postfixでメール送信する際に/etc/hostsを参照させる方法








2016年11月26日
ArcServeを利用しています。そしてライセンスエラーがアクティビティログに記載されていることに気づきました。

E3556
この Arcserve Backup サーバ上でエージェントのライセンスが有効期限切れになりました。このマシンのエージェント用に新しいライセンスを取得してください。(エージェント名=[Agent for Open Files r17.0]、プライマリ サーバ名=[XXX]、マシン=[XXX])

このほかにも、 Disaster Recovery Option / Enterprise Module のライセンスでも同じようにエラーとなっていました。

このBackupを利用しているサーバーは、単体のみをバックアップできればよく、また追加のオプションなどは購入していないため、上記ライセンスエラーは無視できるのであればそれで問題はありません。
しかし気持ちが悪いのも事実なので調べてみました。

arcserve-KB : Agent for Open Files に対し E3556 ライセンス エラーが出力される
上記は r16 に対しての記載でしたが、 r17 でも同様の対応が可能でした。

プログラムのアンインストールからArcServeを選択し、どのコンポーネントを削除するのか聞かれます。
ここで上記のモジュールに対して削除を行いました。

※なおOfficeなどの複数コンポーネントから成り立っているアプリの場合、こういったアンインストール画面では、インストール済みにチェックが入っており、チェックをはずすことでアンインストールの対象となることを示します。しかしArcserveについては、アンインストールするコンポーネントを選択(チェック)することで削除対象とするようです。最初戸惑いました。

2016年11月25日
DNSを引く時、コマンドの場合には hosts が利用されないと聞いたことがありました。
実際には dig と nslookup は hosts を参照しないようです。pingは参照するようです。

で、僕はこれで問題なかったのですが、最近になってその優先順位を変更する手段がlinuxにはあるようです。

名前解決の参照順を変更する(/etc/nsswitch.conf)
/etc/nsswitch.conf が設定ファイルのようです。

中にはいろいろな記載がされていました。
その中にDNSの検索の優先順位も記載されていました。

もちろん今までも、そしてこれからもこの部分は編集することがないとは思いますが、忘れないようにメモ。

2016年11月24日
Windowsで重複排除機能を利用しています。
定期的に立ちゆかなくなるので、工夫が必要なのですが、とりあえずコマンドをいくつか入力しています。
※立ちゆかなくなるのはバックアップサーバーとして利用しており、ローテーションではなく際限なくため込んでいるため、容量FULLになってしまいます。

※参考
データ重複除去のインストールおよび構成

・現状を表示
Get-DedupVolume
Enabled SavedSpace SavingsRate Volume
------- ---------- ----------- ------
True 12.99 TB 63 % D:

・重複排除ジョブの実行
Start-DedupJob –Volume X: –Type Optimization

Typeは以下の値が指定可能
Optimization ・・・最適化を行う
GarbageCollection ・・・大量のファイル削除を行った場合に実行
Scrubbing ・・・ファイルの破損をチェック
Unoptimization ・・・重複排除を停止

・ジョブの確認
Get-DedupJob