2005年04月28日
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本日は定例会でした。お疲れ様でした。

さて、僕は来年には起業をしようと、計画を立てています。まだ計画の段階であり、それがどうなるのかについては、全く想像ができません。

事業をどうするかなどについても考えているのですが、一番重要なのが資金計画です。どこから調達するのか、いくら調達するのか、株で調達するのか、借りることにするのか・・。などなどです。

僕が現在考えているのは、自分の用意する資金で全く問題なさそうですし、その範囲でできる内容の事業を行うつもりです。借金などをして、人間関係に問題をきたしたり、金融機関を回るのが大変そうだからです。もちろん、それもまた重要な経験だとは思いますが。

さて、一度僕の考えをまとめるためにも、投資されることについて書いておきたいと思います。

僕は最近、今年の年末にむけて「出資をしませんか?」と本当に信頼のおける、親しい( と僕が考えている )友人に対し、話を持ちかけています。

僕は、出資とお金を貸すことは 100% 別行為として考えていますが、立場を変えると場合によっては出資してほしい=お金を貸してほしいと言うことと同意味になってしまうので、そのことがとても不安です。

上記の点についてクリアーしておきます。

借金で貸す場合の心理は、「その人のため」が中心になります。貸してあげないとその人の生活が・・とか、反省を促し、再起のチャンスを与えるなどを考えるからです。

借金の申し込みであれば、それは拒否を前提に話を進めるべきです。なぜなら、友人に借金を頼むと言うことは、友人には金利が取れない、もしくは取りにくいですし、また貸す側はデフォルトの危険が常にあるということで、貸す方が大きなリスクを取ることになるからです。
しかも、「お金が必要」という状態になれば、人間の信用などはもろい物です。なにが起こるかなど全く分かりません。

一方で、投資というのは「自分のため」です。つまり、その会社が大きくなったり、もしくは成長したりした場合に、投資をしていれば、その投資資金は増加することになります。その利益を目指すのです。
これは、万が一倒産する場合のリスクを背負っているわけですから、成功したときに見返りを求めるのは当然のことです。「自分が利益を得たい」から投資をしているのです。

もちろん、会社を興す人との今までの関係などもあって投資を断りにくい環境があるかもしれません。そうした一般論はともかく、僕はそのようなことは親以外にはあってはならないと思います。

僕が投資を求める理由は、「うまみをみんなで分けたいから」なのです。もし失敗したとしても、大きな借金を株主に背負わせることなどは絶対にありません。それが株のメリットです。逆に、もし成功した場合は、僕を代表として社員や株主などみんながメリットを得ます。

僕は投資家のタマゴとして、株式の売買を行っている以上、リスクを取らずに利益を追求する姿勢には問題を感じます。
もし僕が成功した、もしくは成功とまでは行かなくても、無難なレベルまで軌道に乗せることができたときに、周りにも還元したいと思うのはごく自然なことです。しかしそのときに、投資というリスクを取らなかったのにもかかわらず、何らかの形で還元することは難しいのです。

将来、もしうまみができたときには、やっぱり親しい友人と一緒に喜びたい物です。
そのために、今のうちからリスクをお互いに共有しておきたいのです。

だから僕は、投資を求めるときは堂々と、
「リスクを取ることがイヤなら投資は結構です。でももしリスクを取って投資できるのであれば、金額の過多にかかわらず、一緒に喜びと悲しみを分け合いましょう。」と言うのです。

なお、上記理由によって投資を求めるので、その投資資金がどうしても必要という事ではありません。またあまりステークホルダーが多いのも問題であると考えていますので、おそらく他人資本は 10% 以内になると考えています。

万が一のリスクも少ないですが、うまくいったときのうまみも少ない。そんな小さなリスクを背負ってみるのはどうでしょうか。

友人に >>
ということで、投資を求めた方、興味なければどんどん断ってください。


stock_value at 00:16│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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