2005年07月28日
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僕は、SE として働いています。もちろん、人事や総務などの事務ではなく、毎日パソコンに向かって仕事をしているのです。

そのため、会社の制度については詳しい方ではありません。聞きやすい相手=同期と言うことであれば、僕以外の適任者がいるはずなのです。


同期から査定について聞かれました。概要としては、「誰が査定をするのか」ということです。僕は、自分の知っている範囲で 「部・課の管理職の人じゃない?」 と答えました。

同期は、人事部が査定をしてるんじゃないの?というのがそもそもの疑問だったようですが、社員が1000人近くいることや、出向している人もいるため、人事部がすべてを査定するのは不可能ではないか。という僕の予想を言いました。

同期は人事で評価しているという、一見信じがたい情報は、比較的信頼していた筋から得ていたようで、半信半疑の感じながらも、了承していました。

さて、今回の件について、2つの大きな疑問がでてきます。
・なぜ僕に聞いたのか。
・査定者を知りたいのはなぜか。

ということです。
僕に聞いた理由については、一つはある程度、会社の事情に詳しいと言うのがあげられます。詳しいと言ってもそれは一般的なことであり、今働いている会社に詳しいわけではありませんが、一般論として知識を持っている人に、査定のことを聞くのはあながち遠いわけではありません。
多少、疑問な部分がありますが、とりあえずはOKとします。

そして、僕がとても興味深く思ったのが、査定者をなぜ知りたいのか。ということです。

もちろん、単純に情報筋から得た情報の裏付けを取りたい、ということや、人事が査定できるの?という疑問からの質問の可能性も高いです。

しかし、もし、「正当な評価」について疑問を感じ、誰が「正当な評価」を判断しているのかについて疑問を持ったのだとすればとても興味深いこととなります。今までは、がむしゃらに与えられていた仕事をこなすだけだったことが、最近では少しずつではありますが、自分の意志を介入させることも出来るようになってきたはずです。

そうした意志を介入させることによって、自分の知識への自信や方法論の確立といった流れから、それらをどのように評価されるのか。という疑問が出るのはごく自然です。

確かに、上のようなことまで考えるのは、さすがに飛躍しすぎかもしれません。しかし、もしそうした兆候が少しでも出始めているのであれば、興味深く観察していく必要があると僕は考えます。

今度、今回の件はどのように発展していくのでしょうか?



stock_value at 03:52│Comments(0)TrackBack(0)仕事。 

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