2005年08月01日
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僕の働いている職場で、大嫌いな人がいます。
そのように、表現できる人はとても少ないのですが、はっきりといえるのは1人だけいます。そもそも、毎日かかわるような場所で働いていないので、滅多にかかわることはありません。

相手は、技術屋さんなのでこちらから交流をしなければ、かかわりを避けることもできます。そのため、大きな問題に発展することはなく今日に至っています。

さて、嫌いになったきっかけは、以下のようなできごとがあったからです。

約1年前入社したての僕は研修のために、新人数人と、その技術屋さんにインストールのレクチャーを受けました。技術屋さんは、若い人できっと20代後半ぐらいだと思いました。

その技術屋さんとは、そのレクチャーの時が初対面でした。インストールを言われたとおりに進めていた僕は、とくにその人と会話をすることなく、順調に進んでいました。
特に複雑ではない作業でしたが、他の人との進捗を合わせるために、あまり先に進み過ぎないように、歩調を合わせながら進んでいました。他の人の作業が追いつくまで僕は PC の前で待っていると、その技術屋さんが 「お前なにしてんの?」 と聞いてきたのです。

僕はまずびっくりしました。初対面の相手に対し、「お前」と言える人がいたのか。と。確かに技術しか学んでいなかったのでしょうし、そうした基本とも言えない部分での常識が大幅に欠落しているであろうことは、当初から想像していました。

しかし、そうした人を目の前にすると、やっぱり驚いてしまいました。

そして、僕はそのことをきっかけとして、その人とは少し距離をおいていました。もちろん、前述したように交流を持つ必要もありませんし。 blog にも特に記事にすることも無いと考えていました。

ところが今回、その人と再度かかわる必要が出てきてしまったのです。

僕はここ1年ぐらいで少しずつ linux の知識が増えてきました。そして前述の技術屋さんは、開発の人だったので、linux の知識はあまり無く、主に java や DB の知識が豊富なようだったのです。

今回、ハードウェアの検証を行うために、開発環境を構築する関係で、僕が OS のインストールについて、少しだけ案内をしました。( アプリケーションの関係で、ちょっと面倒なのです・・ )

そのときに、技術屋さんと1年ぶりにかかわることになったのですが、なんとその技術屋さんは僕に対して敬語なのです!!!!!

これには本当にびっくりしました。
去年とは正反対の立場となり、「ここはどうするんですか?」とか、「すいません、なぜここはこの設定にするんですか?」といった、とても丁寧な言葉が並んでいます。

もちろん、僕は仕返しをするつもりも無いですし、僕は普段から言葉遣いは結構丁寧なので(強い表現をすることはありますが、汚い言葉遣いはあんまりできません)
いつもどおりに、会話していました。

振り返って「お前なにやってんの?」という発言を考えてみると、技術屋さんの真意が見えてきます。

まず、新人に指示・指導するという、おそらく初めての出来事に対し、舞い上がっていた可能性があります。こういうときが一番怖く、何が起こるかわかりません。僕は身近な友人に対しても、こういうときはとても警戒します。

そして、後輩だという認識があったから言葉遣いが悪くなった可能性。
後輩に対して、ある程度言葉遣いが荒くなるのであれば、それはある程度仕方の無いかもしれません。

自然に態度を変えているのであれば、ある意味怖いことだと思います。後輩だからといって偉そうな態度をとるのであれば、理解はできますがかなり問題です。

どちらの理由にせよ、僕はこういう態度をとらないように気をつけようと思いました。そもそも、上にあげたようなことで態度を変えるのは僕は大嫌いなので、常に注意しています。

そして、もともとの印象が悪かったのは事実ですが、さらに、態度を変えるような人なんだ。というがっかりな印象も深まり、ますます距離が遠のきそうです。


stock_value at 22:38│Comments(0)TrackBack(0)仕事。 

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