2006年02月23日
このエントリーをはてなブックマークに追加
株が、色々な意味で注目をあびており、経済的にもそうですし、景気という意味でも非常にデリケートな時期にさしかかっています。

昔からそうですが、株のことを話題にすると、非常に様々なレスポンスが帰ってきます。返ってくる内容は、レスポンスを返す人の年齢や知識レベルに応じて、色々です。今まで同年代が反応を返すことが多く、その場合のパターンはある程度決まっていました。
そして、ある程度年齢が上の人は、それをふまえた株の話題になることが多くありました。

同年代の反応のパターンは非常に簡単で、それはまったく道の分野の人と出会ったときにするであろう疑問が、主な質問になります。
・いくらぐらい買ってるの?
・デイトレードとかするの?
・もうかってる?
・株はリスク無いの?

といった感じです。逆に言えば質問の内容に応じて、その人の株に対するスタンスなども理解できます。

またある程度知識のある人であれば、ポジションをどうしてるとか、どこの株に注目をしているかといった、より具体的な内容になります。別に僕自身はどちらの内容で話をしても、楽しさは一緒ですが、そういうパターンがあるのです。

そして、今回初めての反応がありました。「知識のみが豊富にある人」です。その人の質問は次のような物でした。

・BRICs には投資しないの?
・外国株は?
・転換社債等の社債には投資しないの?
・リスクヘッジはどうしてるの?
・ヘッジの意味も含め、国債とかは?

という内容の質問でした。この質問をする人自身が株投資をしているのかは、分かりません。ただし、質問の内容からすれば興味はあるけど、投資はしていない、というイメージです。

人がどのようなポリシーで投資をするのか、色々考え方があると思います。そして僕の場合、リスクはある程度集中する。管理できない程の投資はしない(商品の種類を絞る)。という前提があります。そのため僕はそのポリシーに乗っ取って、日本株のみしか投資していません。

国債や社債も含め一切していませんし、預貯金でさえ最低限です。

その人が、どのような意図があって上記の質問をしたのか分かりませんが、おそらく、僕自身の投資の知識レベルを探ることや、自身の知識レベルを知らせたい、ということがあったのかもしれません。

しかし、ある分野で動き出してしまえば、あまりそれ以外の知識は無くても問題ないと思えます。僕はたまたま、上記に出てくる言葉は知っていましたし、答えることも出来ましたが、あまりそういった知識を探り合うような会話はお互いにとってメリットが少ないように思います。

そしてその中途半端な知識が邪魔になって、リスクを取ることに及び腰になってしまうのが、非常に心配です。その無駄に深い知識が損への近道だと言うことが、株のおもしろさでもあるんですがね。



stock_value at 09:27│Comments(0)TrackBack(0) 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔