2016年07月05日
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デフォルトでは maillog に pop 受信と postfix などのログが混在されてしまいます。これだとファイルが大きくなるのと、grep でフィルターするのが以外と大変なのです。ということで何とか分離できないかと調べてみました。

昔も苦労していました。 2012年05月29日:Plesk courier-imap でログの facility を変更する
昔はなんだかとてもひねくれた作業をせねばならず、正直我慢して使っていました。

最近は plesk のバージョンが上がったので、その辺はとてもラクになったのです。
ということで以下の通りファシリティを変更しました。

■ courier-imap 側の設定
# vi /etc/courier-imap/pop3d

##NAME: LOGGEROPTS:0
## courierlogger(1) options.
LOGGEROPTS="-name=pop3d -facility=local0"


LOGGEROPTS の後ろに、-facility=local0 を追加すればOKです。
なおダブルコーテーションの位置には気をつけてください。

■ rsyslog 側の設定
# vi /etc/rsyslog.conf
local0.* -/var/log/pop3d

local0 で送られてきた物はすべて pop3d ログとして取得。※他のと競合している場合にはうまくやってください。

これで pop 受信については、別ログになりました。なお、pop3s や imap 等の場合も上記の通り修正しないと maillog に出力されてしまいます。


stock_value at 11:18│Comments(0)TrackBack(0)技術:2016年 

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