2016年10月21日
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前にも似たような記事を書いています。
2010年07月18日:TIME_WAIT が気持ち悪い

で、気にするなっていう結論だったのですが、最近また調べてみました。すると以下のサイトが。
ぜんぶTIME_WAITのせいだ!
tcp_fin_timeout 設定は本当に効果あるのか

上記例では、Webサイトにつながらなくなっているようです。参考サイトにも上げられていますが、Time_Waitの値を変化させることによって、他のパラメーターにも影響が出るようです。
Linux SYNパケット取りこぼし
Linux SYNパケット取りこぼし (2)

さらに net.ipv4.tcp_tw_recycle というパラメーターも関連しそうです。
net.ipv4.tcp_tw_recycle

特に net.ipv4.tcp_tw_recycle については、否定的な情報が多く見受けられるように思いました。無効推奨のような・・・。
最近はロードバランサー配下っていうのがクラウドで簡単に実現できるために、特に慎重に上記設定は考えた方がいいように思います。

※ちなみに僕の環境の、Ubuntu / CentOS を確認したところ、両方とも以下のようになっていました。0=無効です。
# cat /proc/sys/net/ipv4/tcp_fin_timeout
60
# cat /proc/sys/net/ipv4/tcp_tw_recycle
0
# cat /proc/sys/net/ipv4/tcp_tw_reuse
0

time out の値については、もっと少なくてもいいようです。が、僕が管理している上記サーバーはとても負荷が小さいので・・・
それ以外の値については、デフォルトで無効になっているようですが、念のため確認することが重要みたいですね。

その他参考
tcp_tw_なんとかの違い


stock_value at 09:36│Comments(0)TrackBack(0)技術:2016年 

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