2019年04月15日
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1台のPCだけがインターネットに接続できない。そのように言われました。
何かの勘違いだろうなぁ。そう思って調査を行ったところ、なんと本当にそのような状態でした。

DHCP環境だったのですが、問題なく NVR500 から空きIPが払い出されていました。
野良DHCPなどでこうしたトラブルはよくあるのですが、そういうことではありませんでした。

nslookup もできません。ping の応答もありません。
でもIPは正しいのです。もちろんデフォルトゲートウェイも。

試しに、該当端末で手動でIPを割り当ててみました。すると問題なく接続できました。
そして関係ない端末で、エラーの起きているIPを割り当てたところ、同じ事象が発生したのです。

Yamahaのログを見てみると、以下のログが出ていました。
PP[ANONYMOUS01] IP Commencing: UDP 192.168.XX.X:53 > 192.168.XX.24:53161 (DNS response)

今回エラーになっているのは XX.24 の端末でした。しかし接続はローカルで行っています。
だから PP[ANONYMOUS01] というのが、まずは意味不明でした。

詳細なことは不明ですが、おそらくL2TPで外部からアクセスしてきたIPとヤマハルーターが区別ついていないのではないでしょうか。
このとき、ANONYMOUS のセッションはちゃんと切れていることを確認しました。

DHCPのキャッシュをクリアしても変わりませんでした。
結局再発防止のため、L2TPで利用するIPのレンジとDHCPで配布するレンジを重複しないように設定しました。


stock_value at 19:33│Comments(0)技術 

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