技術:2009年
2009年11月15日
月額数百円のサーバーがあります。年間での料金も数千円です。このサーバーについては、非常に難しいところだと思います。僕が個人的に思っているのは、法人での利用はやめるのが無難。ということです。
まず会社によっては、非常に不安定です。メールの遅延が起きたこともありますし、不達なども聞きます。ごくまれにデータが消えたというのもあります。またたいていの場合たくさんのユーザーが同時に利用しているために、大変遅いこともあります。価格が安いのは大変大きなメリットですが、法人利用を考えたときに、これらのデメリットを比較するのは違うような気がします。
もちろん個人での利用であれば、知識の習得になったり、趣味のサイトを低コストで作成できるなどメリットもたくあんあります。
注意点として、たとえば
Aプラン 月額 数百円
Bプラン 月額 約1000円
Cプラン 月額 数千円
というメニューがある場合に、AとBとCの信頼性は大きく違うことが多いということです。おそらく、回線からサーバースペックなど色々と違っているんでしょうね。安定感がぜんぜん違います。そのため、格安の共有サーバーを利用する場合には、法人はせめてBプランぐらいからをお勧めします。
まず会社によっては、非常に不安定です。メールの遅延が起きたこともありますし、不達なども聞きます。ごくまれにデータが消えたというのもあります。またたいていの場合たくさんのユーザーが同時に利用しているために、大変遅いこともあります。価格が安いのは大変大きなメリットですが、法人利用を考えたときに、これらのデメリットを比較するのは違うような気がします。
もちろん個人での利用であれば、知識の習得になったり、趣味のサイトを低コストで作成できるなどメリットもたくあんあります。
注意点として、たとえば
Aプラン 月額 数百円
Bプラン 月額 約1000円
Cプラン 月額 数千円
というメニューがある場合に、AとBとCの信頼性は大きく違うことが多いということです。おそらく、回線からサーバースペックなど色々と違っているんでしょうね。安定感がぜんぜん違います。そのため、格安の共有サーバーを利用する場合には、法人はせめてBプランぐらいからをお勧めします。
2009年11月14日
僕は今まで専用サーバーを借りたことが数回しかありません。一つはWindowsサーバーをホスティングする必要があったことからです。
あとは、VPSに乗り換えてもらうために、既存の専用サーバーにログインし、調査をしたぐらいです。
できることはVPSとほとんどかわりません。iptables は設定に違いがあるように思います。
専用サーバーは、Pleskを利用できることもあるので、価格が高い分そういったところで差別化されているのかもしれません。
また、NWの影響を受けない構成を取ることもできます。帯域を保証するプランもあるようですし、スイッチ経由で他のサーバーの影響を受けることも少なそうです。データーセンターの信頼性が高ければ、もっとも安心できる構成だと思います。
ということで
メリットは
・信頼性が高い
・性能が高い(スペックと価格によります)
・障害に強い
・信頼性が高い
デメリットは
・設定が大変
・価格が高い
・運用が大変
止めたくないという場合には、専用サーバーはいいと思います。また、複数台構成を取る必要があるほどの大規模の場合にも、専用サーバーは必須だと思います。
しかしほとんどの場合においては、専用サーバーが必要になるのはなかなか無い事だと考えています。
あとは、VPSに乗り換えてもらうために、既存の専用サーバーにログインし、調査をしたぐらいです。
できることはVPSとほとんどかわりません。iptables は設定に違いがあるように思います。
専用サーバーは、Pleskを利用できることもあるので、価格が高い分そういったところで差別化されているのかもしれません。
また、NWの影響を受けない構成を取ることもできます。帯域を保証するプランもあるようですし、スイッチ経由で他のサーバーの影響を受けることも少なそうです。データーセンターの信頼性が高ければ、もっとも安心できる構成だと思います。
ということで
メリットは
・信頼性が高い
・性能が高い(スペックと価格によります)
・障害に強い
・信頼性が高い
デメリットは
・設定が大変
・価格が高い
・運用が大変
止めたくないという場合には、専用サーバーはいいと思います。また、複数台構成を取る必要があるほどの大規模の場合にも、専用サーバーは必須だと思います。
しかしほとんどの場合においては、専用サーバーが必要になるのはなかなか無い事だと考えています。
2009年11月13日
VPS は色々なサービスがあって、非常に選択が難しい所です。
メリットとしては、
・ほぼ自由に設定できる
・価格が安い(月額1万前後)
・性能が高い(中規模ECサーバーぐらいまでは問題ありません。)
※目安としては、1日数千アクセスぐらいであれば、問題ありませんでした。
・アップデートが容易
デメリットとして
・設定が大変(とにかく大変)
・運用が大変(Plesk等のツールでで回避できる?)
・性能の限界がある
・同居している他社の影響を受ける場合がある
ということで、自由なのはとてもいいことです。Linuxのroot権限があるので、セキュリティの設定をきつくすることもできますし、緩くすることもできます。チューニングなどもある程度可能です。
まるで専用サーバーのように自由に設定できるのに、1万前後の価格というのは、とても魅力的です。そして通常の企業であれば、十分なスペックを持っています。僕の経験している範囲なので、どこまで一般的に考えられるのか分かりません。しかし中規模ぐらいのECサイトや、10店舗ぐらいまでの企業など、比較的お客様から見られる場合でも問題はありませんでした。
また、150名くらいの企業さんで、図面などの大きな容量を使うユーザーさんでも大丈夫でした。
この場合でもVPSのスペックは、最小の構成で大丈夫でした。もしきつくなっても、VPSの場合にはメモリの追加ぐらいはすぐに行えます。
逆に設定が大変です。これはもう本当に大変で、契約しただけではメールもWebもできません。最初にやることはSSHでのログインです。「普通のサーバー」として使うだけでも、Webサーバー、DNSサーバー、メールサーバーの知識が必要です。もちろんCGIを使うのであれば、perlやPHPの知識が求められますし、FTPの設定も必要です。このほかアクセス制限などのセキュリティ設定を行わなければなりません。これは非常に大変です。知識も作業もたくさん必要になります。
Plesk等のツールがあれば、このあたりはかなり軽減されます。しかしVPSの場合は、Pleskが利用できない場合も多くなかなか難しい所です。また、Pleskの利用は本来、「知識のある管理者がラクをするためのツール」であるように思います。そのため知識が無い場合には、完全に解放されるわけではありません。
性能の限界もあります。基本は複数ユーザーでの共用なので、あまりたくさんの容量を使うわけにはいきません。通常はサービスの方で、制限があると思いますが、限界まで利用することはできません。
他社の影響を受ける場合もあります。CPU・メモリ・HDDなどは大丈夫だと思いますが、にNWは影響を受ける場合があります。こればかりは運の要素も大きいかもしれません。
価格性能比で見ると、中規模ぐらいまでであれば、価格メリットも多く利用しやすいと思います。
メリットとしては、
・ほぼ自由に設定できる
・価格が安い(月額1万前後)
・性能が高い(中規模ECサーバーぐらいまでは問題ありません。)
※目安としては、1日数千アクセスぐらいであれば、問題ありませんでした。
・アップデートが容易
デメリットとして
・設定が大変(とにかく大変)
・運用が大変(Plesk等のツールでで回避できる?)
・性能の限界がある
・同居している他社の影響を受ける場合がある
ということで、自由なのはとてもいいことです。Linuxのroot権限があるので、セキュリティの設定をきつくすることもできますし、緩くすることもできます。チューニングなどもある程度可能です。
まるで専用サーバーのように自由に設定できるのに、1万前後の価格というのは、とても魅力的です。そして通常の企業であれば、十分なスペックを持っています。僕の経験している範囲なので、どこまで一般的に考えられるのか分かりません。しかし中規模ぐらいのECサイトや、10店舗ぐらいまでの企業など、比較的お客様から見られる場合でも問題はありませんでした。
また、150名くらいの企業さんで、図面などの大きな容量を使うユーザーさんでも大丈夫でした。
この場合でもVPSのスペックは、最小の構成で大丈夫でした。もしきつくなっても、VPSの場合にはメモリの追加ぐらいはすぐに行えます。
逆に設定が大変です。これはもう本当に大変で、契約しただけではメールもWebもできません。最初にやることはSSHでのログインです。「普通のサーバー」として使うだけでも、Webサーバー、DNSサーバー、メールサーバーの知識が必要です。もちろんCGIを使うのであれば、perlやPHPの知識が求められますし、FTPの設定も必要です。このほかアクセス制限などのセキュリティ設定を行わなければなりません。これは非常に大変です。知識も作業もたくさん必要になります。
Plesk等のツールがあれば、このあたりはかなり軽減されます。しかしVPSの場合は、Pleskが利用できない場合も多くなかなか難しい所です。また、Pleskの利用は本来、「知識のある管理者がラクをするためのツール」であるように思います。そのため知識が無い場合には、完全に解放されるわけではありません。
性能の限界もあります。基本は複数ユーザーでの共用なので、あまりたくさんの容量を使うわけにはいきません。通常はサービスの方で、制限があると思いますが、限界まで利用することはできません。
他社の影響を受ける場合もあります。CPU・メモリ・HDDなどは大丈夫だと思いますが、にNWは影響を受ける場合があります。こればかりは運の要素も大きいかもしれません。
価格性能比で見ると、中規模ぐらいまでであれば、価格メリットも多く利用しやすいと思います。
2009年11月12日
ホスティングシリーズの続きです。
ということで、以下について僕の感想を書いておきたいと思います。
価格と性能のを考えたときにメリットが大きい順番として
・共有サーバー
・VPS
・専用サーバー
だと思います。
ここで共有サーバーは、あまり安すぎるサーバーだと企業利用は難しいので除外します。(だいたい月額1000円を切る場合には、汎用的な意見を言うのは難しいです。)
さて共有サーバーですが、以下のとおり僕は考えています。
メリット
・価格が安い(1000〜2000円/月の料金です)
・設定ツールが充実している
・そこそこの規模でも対応できる
デメリット
・複数のドメインを利用できない場合が多い
・Webサーバーなどで柔軟な設定ができない(たいていは回避できるが・・)
・SSLの問題
Webサーバーをがっちりと運用する場合にはちょっと難しいかもしれませんが、上手に利用すれば、かなりお得だと思います。しかしながら、担当者レベルでいうと、これを選択するのは結構有機のいることです。現場から後になって、これが必要あれが必要・・・などといわれる場合に、対応できません。
しかしやりたいことが決まっていて、その条件に当てはまる場合には、第一優先としたいところです。
たまーにトラフィックがネックになる場合がありますが、まずは大丈夫だと思います。
ということで、以下について僕の感想を書いておきたいと思います。
価格と性能のを考えたときにメリットが大きい順番として
・共有サーバー
・VPS
・専用サーバー
だと思います。
ここで共有サーバーは、あまり安すぎるサーバーだと企業利用は難しいので除外します。(だいたい月額1000円を切る場合には、汎用的な意見を言うのは難しいです。)
さて共有サーバーですが、以下のとおり僕は考えています。
メリット
・価格が安い(1000〜2000円/月の料金です)
・設定ツールが充実している
・そこそこの規模でも対応できる
デメリット
・複数のドメインを利用できない場合が多い
・Webサーバーなどで柔軟な設定ができない(たいていは回避できるが・・)
・SSLの問題
Webサーバーをがっちりと運用する場合にはちょっと難しいかもしれませんが、上手に利用すれば、かなりお得だと思います。しかしながら、担当者レベルでいうと、これを選択するのは結構有機のいることです。現場から後になって、これが必要あれが必要・・・などといわれる場合に、対応できません。
しかしやりたいことが決まっていて、その条件に当てはまる場合には、第一優先としたいところです。
たまーにトラフィックがネックになる場合がありますが、まずは大丈夫だと思います。
2009年11月11日
最近仕事で、ホスティングサーバーを何社か調査しました。ここでどのサービスも一長一短があるものだなと思いました。
そこで僕が今のところ考える、失敗しないホスティングの選び方を書いておきたいと思います。
まず一番重要なこととして、「何をするか」ですが、おおむね以下の内容が必要です。
・管理するドメインの数
・メールアカウントの数
・Webサイトの利用者数
・トラフィック
そのほかオプションとして、
・アプリケーションを利用するのか(サイボウズやMovable Typeなど)
・アンチウイルスを利用するのか
・SSLをどうするのか
これは企業によって大きく違うのですが、一般消費者を対象としていない場合は、メールアカウントの数で、主な仕様がきまります。そして選択するべきホスティングも決まってきます。
メールアカウントの数が決まったら、そこからトラフィックとHDDの必要要領がわかります。図面などの大きなデータをやり取りする場合、それなりにトラフィックが多くなると思いますし、テキストのみであれば、ほとんどトラフィックを気にする必要はありません。
上記をもとに、範囲内に当てはまるサーバーを選択するだけで大丈夫です。
小規模であれば、共有サーバー
中規模であれば、VPS・専用サーバー
大規模であれば、ハウジング
でしょうか。
以下次回に続きます。
そこで僕が今のところ考える、失敗しないホスティングの選び方を書いておきたいと思います。
まず一番重要なこととして、「何をするか」ですが、おおむね以下の内容が必要です。
・管理するドメインの数
・メールアカウントの数
・Webサイトの利用者数
・トラフィック
そのほかオプションとして、
・アプリケーションを利用するのか(サイボウズやMovable Typeなど)
・アンチウイルスを利用するのか
・SSLをどうするのか
これは企業によって大きく違うのですが、一般消費者を対象としていない場合は、メールアカウントの数で、主な仕様がきまります。そして選択するべきホスティングも決まってきます。
メールアカウントの数が決まったら、そこからトラフィックとHDDの必要要領がわかります。図面などの大きなデータをやり取りする場合、それなりにトラフィックが多くなると思いますし、テキストのみであれば、ほとんどトラフィックを気にする必要はありません。
上記をもとに、範囲内に当てはまるサーバーを選択するだけで大丈夫です。
小規模であれば、共有サーバー
中規模であれば、VPS・専用サーバー
大規模であれば、ハウジング
でしょうか。
以下次回に続きます。
2009年11月10日
RPMを操作する時に、どんなファイルがインストールされるのかあらかじめ確認したい場合があります。
ということで、RPMを操作するコマンドを調査してみました。
Linux活用日記
RPMコマンドの使い方
インストール前のPRMファイルについて、どのようなファイルがインストールされるか確認するには、
$ rpm -qpl [パッケージファイル]
p スイッチがキモみたいですね。
ということで、RPMを操作するコマンドを調査してみました。
Linux活用日記
RPMコマンドの使い方
インストール前のPRMファイルについて、どのようなファイルがインストールされるか確認するには、
$ rpm -qpl [パッケージファイル]
p スイッチがキモみたいですね。
2009年11月09日
2009-09-12 [Postfix] 再送設定:abs(life)
大変参考になりました。
greylisting をする場合に、再送の時間分だけ遅延が発生することになります。。。
むむむ・・・。
大変参考になりました。
greylisting をする場合に、再送の時間分だけ遅延が発生することになります。。。
むむむ・・・。