株
2012年09月29日
未公開株詐欺というのはずいぶんと出回っているようです。僕もちょっと前に友人から持ちかけられて、色々と調べてみました。
まず気になったのが、上場手前でなぜ株の売却をするのか、ということ。もし上場がある程度視野に入ってきたのであればそもそも株を売る必要は無いと思います。
ただし上場を視野に入れるために財務状況の改善を目的として、出資を求めてくる場合は比較的あり得る話です。
であるならば、現在の財務諸表を見せてもらうことはまず大前提になるでしょう。もちろん過去数年分のも必要になると思います。
もちろん上場を目指している中での出資話での未公開株であればです。
また株の売却で得た資金を何に使うのかも聞く必要があります。今まで僕が聞いたことがあるのは、税金や社保の未払い。上場に向けてコンプライアンスを徹底する必要があり、法的にグレーであったり違反していることはキレイにしてしまおうということです。
もちろん業務を拡大し、拡大した成績を持って上場審査に挑むということもあるかもしれません。
※どんな理由であればそれが出資に見合うのかどうかという判断は難しいですが、とにかくすべて確認するぐらい慎重でなければなりません。
ということを(一部ではありますが)考えていました。
ところが未公開株詐欺というのは、まずあやしいブローカーが登場するようなのです。もちろんそれは友人や同僚など様々な可能性があります。そもそも名義が自分にならず、共同所有であったり、ブローカーの名前だったりするのはそもそも検討するまでもなく却下です。
そもそも株は非常にリスクの大きなものだと考えています。
それは公開株であっても、未公開株であっても考え方の根底は似ています。
特に流動性は未公開株は非常に劣るため、これだけでも怖いことです。(売るつもりは無いといってもそれは理由にならず、売らないのではなく売れないのが問題です)僕は未公開株はやったことがありませんが、譲渡制限などがあるのは一般的だと思います。売却するにも相対取引で、なおかつ会社の承認が必要だなんて仕方のないことですが怖いことです。
価格の問題もあります。PERなども指標の一つですが、公開されている株であっても、その株価には大きな開きがあります。それが財務諸表だけを元に株価が決まるのであれば、どの程度の価格が正しいのでしょうか。会社のいいなりになるのが適切だとも思えませんし、だからといって自身で適正な価格を決められるとも思えません。
名義の問題。
1つの株を複数名で所有するのは大変怖いことだと思います。特に売却の時期の問題があります。上場を目的とするのであれば、いつ売るのか。そうじゃなければ、共同名義を辞めたいと思ったときにどうやって換金できるのか。配当がもらえるのであれば、税金やその他の処理をどうするのか。そういったことが細かく出てくると思います。
で、重要な1点あるんですけど、もし本当に出所のハッキリしている未公開株を購入し、それで儲けることはできるのでしょうか。
僕は友人が起業している会社に対して、出資の話が出てきたときにはできる範囲で協力したいと思いますが、出所が不明なそういった話に乗ることが無いのでよくわかりません。
まず気になったのが、上場手前でなぜ株の売却をするのか、ということ。もし上場がある程度視野に入ってきたのであればそもそも株を売る必要は無いと思います。
ただし上場を視野に入れるために財務状況の改善を目的として、出資を求めてくる場合は比較的あり得る話です。
であるならば、現在の財務諸表を見せてもらうことはまず大前提になるでしょう。もちろん過去数年分のも必要になると思います。
もちろん上場を目指している中での出資話での未公開株であればです。
また株の売却で得た資金を何に使うのかも聞く必要があります。今まで僕が聞いたことがあるのは、税金や社保の未払い。上場に向けてコンプライアンスを徹底する必要があり、法的にグレーであったり違反していることはキレイにしてしまおうということです。
もちろん業務を拡大し、拡大した成績を持って上場審査に挑むということもあるかもしれません。
※どんな理由であればそれが出資に見合うのかどうかという判断は難しいですが、とにかくすべて確認するぐらい慎重でなければなりません。
ということを(一部ではありますが)考えていました。
ところが未公開株詐欺というのは、まずあやしいブローカーが登場するようなのです。もちろんそれは友人や同僚など様々な可能性があります。そもそも名義が自分にならず、共同所有であったり、ブローカーの名前だったりするのはそもそも検討するまでもなく却下です。
そもそも株は非常にリスクの大きなものだと考えています。
それは公開株であっても、未公開株であっても考え方の根底は似ています。
特に流動性は未公開株は非常に劣るため、これだけでも怖いことです。(売るつもりは無いといってもそれは理由にならず、売らないのではなく売れないのが問題です)僕は未公開株はやったことがありませんが、譲渡制限などがあるのは一般的だと思います。売却するにも相対取引で、なおかつ会社の承認が必要だなんて仕方のないことですが怖いことです。
価格の問題もあります。PERなども指標の一つですが、公開されている株であっても、その株価には大きな開きがあります。それが財務諸表だけを元に株価が決まるのであれば、どの程度の価格が正しいのでしょうか。会社のいいなりになるのが適切だとも思えませんし、だからといって自身で適正な価格を決められるとも思えません。
名義の問題。
1つの株を複数名で所有するのは大変怖いことだと思います。特に売却の時期の問題があります。上場を目的とするのであれば、いつ売るのか。そうじゃなければ、共同名義を辞めたいと思ったときにどうやって換金できるのか。配当がもらえるのであれば、税金やその他の処理をどうするのか。そういったことが細かく出てくると思います。
で、重要な1点あるんですけど、もし本当に出所のハッキリしている未公開株を購入し、それで儲けることはできるのでしょうか。
僕は友人が起業している会社に対して、出資の話が出てきたときにはできる範囲で協力したいと思いますが、出所が不明なそういった話に乗ることが無いのでよくわかりません。
2009年06月09日
社長から、「syoさん。こないだ○○っていう株を買いませんか?っていう営業が来たんだけど。この株どう思います?」そのように言われました。
そして「明日の13時から営業が来るらしいから、同席して欲しいんだけど」とも。
そもそも増資については、株式の発行を伴う場合には希薄化が言われています。実際他社の例をみると、結構値段が下がっているように見えることが多かったです。
実際には何とも言えないところなのかもしれませんが。
また公募増資の場合は不確定な要素が多すぎます。僕はそういう形でリスクを負うことをあまり好みません。ただでさえ価格の変動というリスクがあるのに、決められた価格で買わなければならないのは、どうもイヤな感じがします。
それまでに株価が下がって、公募価格の方が高くなった場合、権利の行使よりも市場で購入した方がいいでしょうし。
一応ディスカウントと言うことでのメリットは若干ありますけど。
ということで、個人的には公募増資での購入は反対でした。長期的に価格が上昇することを見込んでいるのであれば、今市場で買えばいいですし、短期的に値下がりを考えているのであれば、公募ではなく下がってからやはり市場で買えばいいと思います。
そして「明日の13時から営業が来るらしいから、同席して欲しいんだけど」とも。
そもそも増資については、株式の発行を伴う場合には希薄化が言われています。実際他社の例をみると、結構値段が下がっているように見えることが多かったです。
実際には何とも言えないところなのかもしれませんが。
また公募増資の場合は不確定な要素が多すぎます。僕はそういう形でリスクを負うことをあまり好みません。ただでさえ価格の変動というリスクがあるのに、決められた価格で買わなければならないのは、どうもイヤな感じがします。
それまでに株価が下がって、公募価格の方が高くなった場合、権利の行使よりも市場で購入した方がいいでしょうし。
一応ディスカウントと言うことでのメリットは若干ありますけど。
ということで、個人的には公募増資での購入は反対でした。長期的に価格が上昇することを見込んでいるのであれば、今市場で買えばいいですし、短期的に値下がりを考えているのであれば、公募ではなく下がってからやはり市場で買えばいいと思います。
2007年04月02日
最近僕は優待を狙って株を買うこともちらほら出てきました。しかしそれはキャピタルゲインを全く狙っていないので、ほとんど関心がありません。倒産とかそういう大きな業績変動は当然困りますが、それ以外であれば株価は硬直的でも問題ないと思っています。
優待を用意する会社や特にコンシューマを相手にするような企業は、この優待の取り扱いが非常に難しいと思います。例えば優待を用意すると少なくとも業績にはマイナスでしょう。でも同時に業績向上も優待の増加も求められます。この矛盾した要求を株主が行うというのが矛盾を感じます。本当に企業の事を考えている株主であれば、優待は廃止を求めるのが筋だと思いますし。
ただし配当に限ってはこの限りではありません。日本の会社は特に利益を次の投資に回し、そこからさらに利益を回収することが下手なので、配当によって株主に還元してしまった方が全体的な投資効率は高まる可能性があります。ただし安定配当は僕は嫌いです。
今回のマックの株主総会に関して、他のblogにも少し目を通してみました。どこのblogも「株主総会いってきたょ ワーイ(^_^;)」ばっかりで、うーん。。。。という感じでした。確かに優待を狙って株を買うのはとてもいいことだと思うのですが、ここまでだとちょっと僕のスタイルとは違います。それに僕の周りにはそういう投資スタイルの人がいないので、ちょっと気持ちが分からないのもありますが・・。
企業は色々なスタイルの株主に合わせて行動していかないので大変だなぁと思いました。一方的な優待の減少は確かに問題がありますが、業績向上と優待を天秤に書けた場合は間違いなく業績向上を取る企業に僕は投資したいと思います。
これから投資として魅力のある企業が優待を行ってた場合、どのように行動すればいいのか悩みそうです。
優待を用意する会社や特にコンシューマを相手にするような企業は、この優待の取り扱いが非常に難しいと思います。例えば優待を用意すると少なくとも業績にはマイナスでしょう。でも同時に業績向上も優待の増加も求められます。この矛盾した要求を株主が行うというのが矛盾を感じます。本当に企業の事を考えている株主であれば、優待は廃止を求めるのが筋だと思いますし。
ただし配当に限ってはこの限りではありません。日本の会社は特に利益を次の投資に回し、そこからさらに利益を回収することが下手なので、配当によって株主に還元してしまった方が全体的な投資効率は高まる可能性があります。ただし安定配当は僕は嫌いです。
今回のマックの株主総会に関して、他のblogにも少し目を通してみました。どこのblogも「株主総会いってきたょ ワーイ(^_^;)」ばっかりで、うーん。。。。という感じでした。確かに優待を狙って株を買うのはとてもいいことだと思うのですが、ここまでだとちょっと僕のスタイルとは違います。それに僕の周りにはそういう投資スタイルの人がいないので、ちょっと気持ちが分からないのもありますが・・。
企業は色々なスタイルの株主に合わせて行動していかないので大変だなぁと思いました。一方的な優待の減少は確かに問題がありますが、業績向上と優待を天秤に書けた場合は間違いなく業績向上を取る企業に僕は投資したいと思います。
これから投資として魅力のある企業が優待を行ってた場合、どのように行動すればいいのか悩みそうです。
2007年04月01日
株主総会に行くと必ず出る質問で、もっともくだらない質問が個人の損失を語る場合です。
先日のマックの総会でも、○○円で購入したのにだいぶ損したという質問が出ていました。なぜこの手の質問をするのでしょうか。総会はもう少し有意義な質問をして欲しいと考えています。大人数の時間を使っているわけですから特にそう思います。
大体損しているなどという自分は愚か者です的な宣言をなぜ堂々とできるのでしょうか。
そして未だにいるのが、「証券会社に買わされた」的な発言をする人です。これには大変驚かされます。よっぽど証券会社の営業がすごいのか、もしくは「○○という株がおすすめですが」という、あくまでアドバイスを、欲目でよく考えずに行動し、そして損失がでた。その結果「買わされた」というのであれば、大変な事だと思います。儲かりそうだからオススメなのか、企業が人気あるのでオススメなのか。その辺でも違うと思いますし。
言うまでもなく株の購入は自己責任です。(粉飾は企業の責任ですが)
株価に関する質問で企業の姿勢にも疑問が若干あります。具体的な株価を回答することはできないのは十分に理解できますが、例えばマックの場合は業績を高めて魅力のある会社に・・・という説明をしていました。あまりにも漠然としすぎてバカにされているように感じます。また業績に応じて株価が上がったとしてもそれは一部にすぎません。もっと注目を浴びる必要があるでしょうし、それにはアピールが大切です。
また手っ取り早く株価挙げて各種指標を良くするには自社株買いを行えばいいことです。それをしないのであれば、やはり株価には関心がないと思われても仕方のないことです。ただ安定配当という言葉があるように、株主も利益や株価よりも配当にずいぶんと左右されているようにも感じるので、難しいところですね。
先日のマックの総会でも、○○円で購入したのにだいぶ損したという質問が出ていました。なぜこの手の質問をするのでしょうか。総会はもう少し有意義な質問をして欲しいと考えています。大人数の時間を使っているわけですから特にそう思います。
大体損しているなどという自分は愚か者です的な宣言をなぜ堂々とできるのでしょうか。
そして未だにいるのが、「証券会社に買わされた」的な発言をする人です。これには大変驚かされます。よっぽど証券会社の営業がすごいのか、もしくは「○○という株がおすすめですが」という、あくまでアドバイスを、欲目でよく考えずに行動し、そして損失がでた。その結果「買わされた」というのであれば、大変な事だと思います。儲かりそうだからオススメなのか、企業が人気あるのでオススメなのか。その辺でも違うと思いますし。
言うまでもなく株の購入は自己責任です。(粉飾は企業の責任ですが)
株価に関する質問で企業の姿勢にも疑問が若干あります。具体的な株価を回答することはできないのは十分に理解できますが、例えばマックの場合は業績を高めて魅力のある会社に・・・という説明をしていました。あまりにも漠然としすぎてバカにされているように感じます。また業績に応じて株価が上がったとしてもそれは一部にすぎません。もっと注目を浴びる必要があるでしょうし、それにはアピールが大切です。
また手っ取り早く株価挙げて各種指標を良くするには自社株買いを行えばいいことです。それをしないのであれば、やはり株価には関心がないと思われても仕方のないことです。ただ安定配当という言葉があるように、株主も利益や株価よりも配当にずいぶんと左右されているようにも感じるので、難しいところですね。
2007年03月31日
3/27日に株主総会に行ってきましたのでそのときの感想等を書きたいと思います。
少し前ですが、株主総会のお知らせがマックより送られてきました。マックはキャピタルゲイン(株価の値上がり)を期待していたのではなく、完全に優待を狙っていました。短期で売却する目的もなく、優待をただもらうためだけに塩漬けにしておくつもりでした。
そのため、正直業績については強い関心が無いというのが本音です。一応購入前には色々調べたのですが、そのときは魅力の無い会社ではないけど、キャピタルゲインを狙った購入はできないというのが結論でした。(ただ飲食店への評価が厳しくなりすぎる傾向があるみたいなのでこの辺は今後修正しなければいけない感じです)
興味が無いとはいっても、優待も業績いかんによっては増減があるでしょう。またできれば末永く持ち続けたい会社でもあるので、業績を知るのは大切なことです。そういった理由から株主総会に行ってきました。
マックは会社としては大変魅力的ですし、僕としては品質、価格、サービスとすばらしいと考えています。しかしながら株式の購入を検討する会社としてはあまり魅力的ではありません。
そもそも株式の公開当時は、日本でのオーナーの影響力排除に伴うゴタゴタや、オーナーが交代しても、しばらくは創業者の関連会社との取引があったこと、公開時の株価だとだいぶ過大に評価されていることなどです。この種の問題があったので、公開当時には購入する気になどなりませんでしたし、それが解消されてもしばらくは落ち着くのを見守りたく、購入することも検討することもありませんでした。
株主総会では、毎度のことですが株価に対する質問も出ていました。どうも4000円〜6000円台で購入した株主がだいぶいるようです。今の株価は2000円ぐらいなので、たしかにつらい所だと思います。しかしそういう公開当時の事を考えると、今の状況はある程度予想されることだとは思うのですが・・。
今回株主総会で特徴的な質問がいくつかありました。
・大声で叫ぶ人
・ユニフォームにちて語る人
大声で叫ぶ人ですが、総会では質問を挙手で行います。ただし挙手する人も多いので、必ずしも全員が指名されるわけではありません。そこで大声を出してアピールする人がいたのです。「ここで手を挙げているんだからお願いしますよ」とか「来年はもう来ないんでお願いします」とか言っていました。来年は来ないというぐらいですから、迷惑をかけている実感はあるみたいですね。
ここで難しいのは、議長(企業)の立場から考えるとうるさい人には指名できません
・うらみつらみを延々と話す可能性がある
・前例を作ると、他の人も声を出し始める可能性がある
・多数であろう一般人であれば大声を出すとは考えにくい(総会屋的な人?)
ただし、個人の側面から考えると
・アピールしないと指名されない
・さんざん損してるんだから一言いわせろ
ということもります。気持ちが分かるだけに何とも言えません。どちらにせよ、くだらない質問はやめてほしいですね。
ユニフォームの人はすごいと思いました。マックはそう遠くないうちに新しいユニフォームにかわるそうです。そのお披露目が総会でありました。その株主が言うには「マックらしくないので新しいユニフォームには反対だ」ということでした。
僕個人的には、落ち着いたおとなしい雰囲気のユニフォームだと感じました。コレを決定する過程で、アルバイトへのアンケートも利用したそうです。いかにも毎日着る人たちが選びそうなユニフォームでした。
僕たちお客は、ユニフォームなどはほとんど気にしませんが、着る人にとっては毎日の事なので恥ずかしい色、デザインは身につけたくないと思います。それを考えるとどうしてもおとなしい雰囲気のユニフォームになってしまいますね。もちろん企業側の考えとすれば、恥ずかしいぐらいハデな方が、目立つ可能性は高まりますが。
で、その株主は「お通夜に着ていくみたいだ」と言っていました。たぶんですが、その人はユニフォームに萌えの要素が欲しいのではないでしょうか。なんて言ってもマックでは高校生、大学生のバイトがたくさんいるでしょうし。しかしアンケートを取る以上はそういうユニフォームが選ばれる事は無いでしょうね。(そもそも企業イメージもあるので、そういう萌え要素のあるユニフォームになるとは考えにくいですが)
それにしても総会で、ユニフォームに関する熱い質問が出るとは思いませんでした。
その他ですがマックはバイトでも有休がでるらしいです。妹がバイトしているので今度取得を勧めてみたいと思います。取れても取れなくてもその顛末はいずれ書きたいと思います。
ところでユニフォームのお披露目は、実際の社員の人がモデルとなって行ったようです。社員の方は緊張するでしょうし、忙しい業務の合間にそういうことをするので大変でしょうが、こういった株主と社員が少しでもふれ合えるのは素晴らし事だと思いました。
少し前ですが、株主総会のお知らせがマックより送られてきました。マックはキャピタルゲイン(株価の値上がり)を期待していたのではなく、完全に優待を狙っていました。短期で売却する目的もなく、優待をただもらうためだけに塩漬けにしておくつもりでした。
そのため、正直業績については強い関心が無いというのが本音です。一応購入前には色々調べたのですが、そのときは魅力の無い会社ではないけど、キャピタルゲインを狙った購入はできないというのが結論でした。(ただ飲食店への評価が厳しくなりすぎる傾向があるみたいなのでこの辺は今後修正しなければいけない感じです)
興味が無いとはいっても、優待も業績いかんによっては増減があるでしょう。またできれば末永く持ち続けたい会社でもあるので、業績を知るのは大切なことです。そういった理由から株主総会に行ってきました。
マックは会社としては大変魅力的ですし、僕としては品質、価格、サービスとすばらしいと考えています。しかしながら株式の購入を検討する会社としてはあまり魅力的ではありません。
そもそも株式の公開当時は、日本でのオーナーの影響力排除に伴うゴタゴタや、オーナーが交代しても、しばらくは創業者の関連会社との取引があったこと、公開時の株価だとだいぶ過大に評価されていることなどです。この種の問題があったので、公開当時には購入する気になどなりませんでしたし、それが解消されてもしばらくは落ち着くのを見守りたく、購入することも検討することもありませんでした。
株主総会では、毎度のことですが株価に対する質問も出ていました。どうも4000円〜6000円台で購入した株主がだいぶいるようです。今の株価は2000円ぐらいなので、たしかにつらい所だと思います。しかしそういう公開当時の事を考えると、今の状況はある程度予想されることだとは思うのですが・・。
今回株主総会で特徴的な質問がいくつかありました。
・大声で叫ぶ人
・ユニフォームにちて語る人
大声で叫ぶ人ですが、総会では質問を挙手で行います。ただし挙手する人も多いので、必ずしも全員が指名されるわけではありません。そこで大声を出してアピールする人がいたのです。「ここで手を挙げているんだからお願いしますよ」とか「来年はもう来ないんでお願いします」とか言っていました。来年は来ないというぐらいですから、迷惑をかけている実感はあるみたいですね。
ここで難しいのは、議長(企業)の立場から考えるとうるさい人には指名できません
・うらみつらみを延々と話す可能性がある
・前例を作ると、他の人も声を出し始める可能性がある
・多数であろう一般人であれば大声を出すとは考えにくい(総会屋的な人?)
ただし、個人の側面から考えると
・アピールしないと指名されない
・さんざん損してるんだから一言いわせろ
ということもります。気持ちが分かるだけに何とも言えません。どちらにせよ、くだらない質問はやめてほしいですね。
ユニフォームの人はすごいと思いました。マックはそう遠くないうちに新しいユニフォームにかわるそうです。そのお披露目が総会でありました。その株主が言うには「マックらしくないので新しいユニフォームには反対だ」ということでした。
僕個人的には、落ち着いたおとなしい雰囲気のユニフォームだと感じました。コレを決定する過程で、アルバイトへのアンケートも利用したそうです。いかにも毎日着る人たちが選びそうなユニフォームでした。
僕たちお客は、ユニフォームなどはほとんど気にしませんが、着る人にとっては毎日の事なので恥ずかしい色、デザインは身につけたくないと思います。それを考えるとどうしてもおとなしい雰囲気のユニフォームになってしまいますね。もちろん企業側の考えとすれば、恥ずかしいぐらいハデな方が、目立つ可能性は高まりますが。
で、その株主は「お通夜に着ていくみたいだ」と言っていました。たぶんですが、その人はユニフォームに萌えの要素が欲しいのではないでしょうか。なんて言ってもマックでは高校生、大学生のバイトがたくさんいるでしょうし。しかしアンケートを取る以上はそういうユニフォームが選ばれる事は無いでしょうね。(そもそも企業イメージもあるので、そういう萌え要素のあるユニフォームになるとは考えにくいですが)
それにしても総会で、ユニフォームに関する熱い質問が出るとは思いませんでした。
その他ですがマックはバイトでも有休がでるらしいです。妹がバイトしているので今度取得を勧めてみたいと思います。取れても取れなくてもその顛末はいずれ書きたいと思います。
ところでユニフォームのお披露目は、実際の社員の人がモデルとなって行ったようです。社員の方は緊張するでしょうし、忙しい業務の合間にそういうことをするので大変でしょうが、こういった株主と社員が少しでもふれ合えるのは素晴らし事だと思いました。
2007年01月13日
友人が株をやっています。、『2006年12月13日:飲み』とか『2006年12月29日:グループでの位置づけ』で少し触れている友人です。
どんな人なのかまだあまり知らなかった僕は、色々な話をしている中で、株についても話を聞きました。今も何銘柄か所有しているというので、持ち株についてどんな会社なのか聞いたのです。以前にも少し書きましたが、僕はその人の持ち株を聞けば、なんとなく性格が判断できます。
そしてその聞いた銘柄と時期、投資金額を聞くとどうも損失が出ているようでした。銘柄を聞いて最初に言った僕の感想は「トレンドに任せて買わない方がいいんじゃない?」でした。友人が言うには、「よくわからないしトレンドで買っちゃう」ということでした。
先日、その友人とネットを使うことができたので、具体的な損失とか銘柄を見せてもらいました。買った本人としては、これからだというので、まだしばらく持ち続けたいようですが、塩漬けするような会社でも無いと思ったので、とりあえず手じまいをアドバイスしました。
そして、僕が「んじゃ、どこかいい会社の株があればそこを勧めてあげるから、そこ買えば?」そのように言ったのです。友人もそれに乗ってくれました。
さて、一応ここではっきりさせておきたいと思いますが、「他人にもうけ話を教えるバカは居ない」その通りだと思います。でも今回の事については、僕にもメリットがあるし、友人にも・・・ということを考えています。
僕のメリット
・見かけ上の投資資金が増える( 僕の投資資金 + 友人の投資資金 )
・勧める責任から慎重に投資先を選ぶ
・適度な実験ができる( 無茶なリスクを追わないことが条件 )
・友人が儲かればお酒とかおごってもらえる
友人のメリット
・勧める銘柄はトレンドを追ってないので、今までのように大損する可能性が低い
・投資のタイミングとか手法が学べる
・利益がでる可能性が少しだけ高まる
・言われた銘柄を売買するので、投資先を探す手間が必要ない
僕のデメリット
・損失時には、僕の信用も落ちる
・投資資金が小さくて、投資できる会社に大幅な制限がある
・機動的な投資ができないので、慎重になる
・勧める責任として、同じ銘柄を買う必要があると、それについてもリスクを考える必要がある
友人のデメリット
・本当に値上がりすると考えている銘柄を勧めるとは限らない(実験台にされるかも)
・値上がり益を超えておごらないといけないかも
・頻繁に売買するように連絡がきたら面倒
・自分が買いたい会社がある場合に資金が無い
ということで、投資額が小さい間やある程度の信頼関係が保持されている間は、このままうまくいきそうです。ただ、投資額が20万前後だと、正直どういった会社に投資できるのか非常に疑問です。そして値上がり益がどの程度でるのか・・・。10%あがっても2万円・・。
どうなるのでしょうか。楽しみです。
どんな人なのかまだあまり知らなかった僕は、色々な話をしている中で、株についても話を聞きました。今も何銘柄か所有しているというので、持ち株についてどんな会社なのか聞いたのです。以前にも少し書きましたが、僕はその人の持ち株を聞けば、なんとなく性格が判断できます。
そしてその聞いた銘柄と時期、投資金額を聞くとどうも損失が出ているようでした。銘柄を聞いて最初に言った僕の感想は「トレンドに任せて買わない方がいいんじゃない?」でした。友人が言うには、「よくわからないしトレンドで買っちゃう」ということでした。
先日、その友人とネットを使うことができたので、具体的な損失とか銘柄を見せてもらいました。買った本人としては、これからだというので、まだしばらく持ち続けたいようですが、塩漬けするような会社でも無いと思ったので、とりあえず手じまいをアドバイスしました。
そして、僕が「んじゃ、どこかいい会社の株があればそこを勧めてあげるから、そこ買えば?」そのように言ったのです。友人もそれに乗ってくれました。
さて、一応ここではっきりさせておきたいと思いますが、「他人にもうけ話を教えるバカは居ない」その通りだと思います。でも今回の事については、僕にもメリットがあるし、友人にも・・・ということを考えています。
僕のメリット
・見かけ上の投資資金が増える( 僕の投資資金 + 友人の投資資金 )
・勧める責任から慎重に投資先を選ぶ
・適度な実験ができる( 無茶なリスクを追わないことが条件 )
・友人が儲かればお酒とかおごってもらえる
友人のメリット
・勧める銘柄はトレンドを追ってないので、今までのように大損する可能性が低い
・投資のタイミングとか手法が学べる
・利益がでる可能性が少しだけ高まる
・言われた銘柄を売買するので、投資先を探す手間が必要ない
僕のデメリット
・損失時には、僕の信用も落ちる
・投資資金が小さくて、投資できる会社に大幅な制限がある
・機動的な投資ができないので、慎重になる
・勧める責任として、同じ銘柄を買う必要があると、それについてもリスクを考える必要がある
友人のデメリット
・本当に値上がりすると考えている銘柄を勧めるとは限らない(実験台にされるかも)
・値上がり益を超えておごらないといけないかも
・頻繁に売買するように連絡がきたら面倒
・自分が買いたい会社がある場合に資金が無い
ということで、投資額が小さい間やある程度の信頼関係が保持されている間は、このままうまくいきそうです。ただ、投資額が20万前後だと、正直どういった会社に投資できるのか非常に疑問です。そして値上がり益がどの程度でるのか・・・。10%あがっても2万円・・。
どうなるのでしょうか。楽しみです。
2006年12月04日
先日の飲みのことです。
僕は株式投資を行っているのですが、その時に話をしたおじさんも株をしていると言うことでした。そして僕は経済を勉強していたので、一般的に言われていることの理論についても、少しは理解しているつもりです。
しかしおじさんについては、おそらくここ数年の知識なので、新聞的な知識は豊富でも、その根底にある理論については理解をしていません。ということでその辺の意見というか理論は若干稚拙な部分があるように感じました。
最近、投資信託がとてもパフォーマンスが良いという話をしていました。その人は個別銘柄の株式は持っていないと言うことです。この辺は賢明なのですが、やはり運用はプロに任せたいと。
話を聞くところによると、個人年金や預貯金などをすべて解約して、投資信託を買っていると言うことでした。さすがに投資信託に集中したらリスク増大しませんか?そのようにきいたところ、投資信託の分散化をしているということでした。たぶん不動産系の投資信託とか、新興株、外国株、場合によっては債権などに分散しているのでしょう。
僕はこれが正しいのかよくわかりません。やっぱりリスクが集中しているような気がしますし。ただ理論的には一応合致してるとも思えるので、今後が楽しみです。
ただ年齢的なことを考えると、もし暴落するにしても寿命が近づいてからでしょうから、案外リスクは集中しても大丈夫なのかもしれません。
僕は株式投資を行っているのですが、その時に話をしたおじさんも株をしていると言うことでした。そして僕は経済を勉強していたので、一般的に言われていることの理論についても、少しは理解しているつもりです。
しかしおじさんについては、おそらくここ数年の知識なので、新聞的な知識は豊富でも、その根底にある理論については理解をしていません。ということでその辺の意見というか理論は若干稚拙な部分があるように感じました。
最近、投資信託がとてもパフォーマンスが良いという話をしていました。その人は個別銘柄の株式は持っていないと言うことです。この辺は賢明なのですが、やはり運用はプロに任せたいと。
話を聞くところによると、個人年金や預貯金などをすべて解約して、投資信託を買っていると言うことでした。さすがに投資信託に集中したらリスク増大しませんか?そのようにきいたところ、投資信託の分散化をしているということでした。たぶん不動産系の投資信託とか、新興株、外国株、場合によっては債権などに分散しているのでしょう。
僕はこれが正しいのかよくわかりません。やっぱりリスクが集中しているような気がしますし。ただ理論的には一応合致してるとも思えるので、今後が楽しみです。
ただ年齢的なことを考えると、もし暴落するにしても寿命が近づいてからでしょうから、案外リスクは集中しても大丈夫なのかもしれません。