2005年01月12日
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ビッグイシュー
という雑誌があります。

この雑誌は、ホームレスが販売し、その売上で生活をする
という、労働を提供するホームレス支援なのです。

僕がこの雑誌を始めて知ったのは、 僕の日記にも違うことを書いたので
覚えています。

2004/6/26 のことだったのですが、当日の blog を見ると、「打ち合せを行った」という
ことが書いてあります。

このとき、新宿で待ち合わせをしたのですが、相手方の事情により、非常に待たされました。
40分近く待たされたと思います。この日は非常に天気がよく、とても暑かったことを覚えています。
こんな炎天下でなんで待たされるんだ。というイラ立ちもありましたし。

そして、そんな中で大声を張り上げて雑誌を売っている人がいるのです。
それがビッグイシューでした。

ひまだからちょっと買ってみるか・・。とでも思えばよかったのでしょうが、
雑誌の名前を聞くのも初めてのことですし、なんせ新宿という場所柄、とても慎重に
なってしまいます。

どこかの宗教団体が発行しているような雑誌だとしたら、あとで何があるか分かりません。

販売の仕方には鬼気迫るものがあり、なにか異様に感じていました。
だからこそ、はっきりと雑誌の名前を覚えていたのですが。

売っている人の身なりは、市場のセリにでもいそうな普通のおっちゃんでした。
見た目では、生活には苦労してそうだけど、ホームレスではないな。という印象。
(実際のところはわかりませんが)

後になって雑誌を読むことができ、そのときに、ホームレスの生活支援・・・という
内容を知ったのです。

今までめったに無い路上の光景に注目し、それについての疑問が一度に解決しました。
それから、販売しているところを見たことは無いのですが、今度見かけたときには、
一度購入してみたいと思っています。

何よりすばらしいと思うのが、支援方法がこちらから「施す」のではなく、
労働を生み出すということ。
頑張りに応じて、お金を得るというのはとてもすばらしいことです。


stock_value at 11:03│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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