2005年01月18日
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このテーマでは、以前に書いたことがあるように思います。
どこで書いたのか全然覚えていませんが・・。

僕は並ぶという行為が非常にキライです。
ご飯を食べるときも、お酒を飲むときも、とにかく並ばないようにします。

もちろん、割り込むということではなく、並ぶぐらいなら他のお店へ。ということにするのです。

大体の目安は、20分まつなら他の店に。10分ぐらいならなんとか待つ。といったかんじです。

並ぶというのは、大きな損失を生み出すことになるのです。
例えば、食事をするのに待たなければならない場合は、お店(供給) とお客(需要) のバランスが崩れていることになります。こうなったときに一番効率的なのは、供給を増やすか、価格の上昇により需要が減ることです。お店の利益はもちろん変わりません。

現実的にそれができないのは、十分理解しています。
しかし、「並ぶ」ということにより、実質的な価格の調整が行われているのです。

お店とお客と価格の関係が変化しないとき、お客が待つこととなります。
このとき、
理想では 価格の上昇 → 顧客の減少 → 並ぶ人いなくなる
実際には 価格そのまま → 顧客の(時間的)損失 → 順次食事ができる

ということになるのです。
結局、相対的には価格の上昇と同じ事になっているのです。
待てば待つほど損失が大きくなり、その食事にたくさん支払いをしていることになるのです。

僕は、それがイヤなのです。例えば、500円 の食事をするときには、その食事に 500円 を支払ってもいいと考えていることになります。その食事が同じ内容で 1000円 になれば、食べることを辞めるでしょう。

つまり、価格というのは意思を決定するのに大きな役割を果たしているのです。
時間という見えないものでお金の換わりに支払いをするのであれば、それはやっぱり価格の上昇と同じ意味になるのです。

だから僕は並ぶのがキライなのです。

そして、割り込みというのは、その待っている人の損失があるにもかかわらず、自分だけ先に順番が回ってくるという、ある意味でお金を盗み取られるのと全く同じ事なのです。


stock_value at 09:58│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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