2005年01月27日
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僕は、日記を2000年に初めて書くときに、家族・性的・恋人のことは書かないと決めていました。それを今でも愚直に守っています。そしてこれからも守っていくつもりです。

とは言え、そうしたベースは基本的に守りつつ、そろそろ父親のことも書こうかなと思いました。

まずは、書こうと思った理由から。

僕は現在 24 歳です。今年で 25 歳になります。日記を書き始めたころは、大学初期ですし、今よりも相対的にずっと子供でした。今とは同じ事を体験しても、きっと感想は違うと思いますし、またそれはとても大切なことだと思います。

そうした気持ちの変化を、将来になって自分が読み取るためにも、書き記しておくことは大切なことだと思ったのです。
とは言え、父親はこれを書いていることは知りませんので、あまり突っ込んだことを書くのはフェアでは無いと考えています。そうした前提で、以下書き進めていきたいと思います。
( なお「父親」は「ちちおや」で、「おやじ」ではありませんのであしからず )


僕の家庭ですが、概ね幸せであることを最初に言っておきます。不満も、不幸も、とても多いのですが、それらを総括して、大体 60 点ぐらいではないかと感じています。

この 60 点というのは、僕の主観的な部分も多いですが、いわゆる恵まれているのに上を見すぎ、といったことではなく、それを考慮した上で客観的に考えています。逆に主観的になれたほうが、もっと極端になって面白いのかもしれませんが。

そして僕の父親ですが、意見を主張するのが非常に下手なのです。僕とは意見が全くあいません。経済の話が好きなのは分かるのですが、理論を知らないので、めちゃくちゃなことになります。
デフレは悪
公共投資は無駄
株価が上がらないと景気は良くならない

が、一応の核となる意見なのですが、なぜ「デフレが悪なのか?」といっても、いまいち説明できないのです。
別に正しい答えを期待はしませんが、自分なりの意見というのは欲しいものです。

そして問い掛けるような質問は少なく、一方的な理論です。基本的に相手の話は聞かないのです。僕は、それが正しいかは別にしても、「なんでそうなの?」とか「どう思う?」などの問いかけがとても多くなるように意識しています。

妹には特にそうです。自分の意見を言うことや、言わなくても、持っていることが非常に大切だと思っています。
しかしそれは、父親の中では、理解できないようです。意見=反抗であり、無言=従順となるのです。

お金を持ってるわけでもないですし、タバコもたくさん吸います。勉強もしないですし教養もありません。

それでも 60 点なのは、僕がすることに口出ししない (できない?) ことです。父親が介入してこないおかげで、僕は色々考え、発言し、株や自営業をすることができるようになりました。ここで金銭的な援助があるとするならば、もっと幸せだったとは思いますが・・。

僕にとって、父親は完璧な反面教師なのです。


stock_value at 11:05│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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