2005年03月01日
このエントリーをはてなブックマークに追加
僕は、約1年前に会社に就職したばかりの、まったくの新人です。

そのため、給料は安いですし、権限もないですし、知識もない状態です。それは別に仕方のないことです。そして、先輩や、上司の人に連れられて、たまに食事やお酒を飲むことがあります。

多人数の場合は、割り勘が多く、少人数の場合はおごってもらえることもたまにあります。僕はおごる・おごられることについては、特に何も考えません。おごらないからケチだとか、おごるから親切とか、そういったことは、全然気にしません。第一、そういったことでは相手のことを評価できないですし、新人と飲みに行くと、おごることになるからと敬遠されるのも、とても困ったことになります。

さて、そういった前提を元に、ですが、役職のある人は新人や後輩、部下に対して、おごるかもしくは、多めの支払いをするべきだと考えるのです。

理由はとても単純で、役職についても食事さえおごれない程度の収入しかないと思わせるのは、後輩や部下にとても失礼なことだと考えるからです。

サラリーマンになると、モチベーションの維持・向上というのは、とても重要な問題です。そのモチベーションの一つに、収入や出世が挙げられます。「僕も早く出世して、収入を増やそう」そう考える社員がいても、それは否定できないですし、目標としてとてもすばらしいと思います。

しかし、そこで上司がご飯をおごらないということは、出世しても支払いを持つほど稼げないんだなということを知らせてしまうのです。これでは、モチベーションがあがるわけがありません。
肩書きがついて、責任は重くなるけど、収入は増えないというのは、とても怖いことです。

それを防ぐためにも、役職にいるひとは、できるだけおごる必要があるのです。それが無理だとしても、4000円の飲み代の時には、5000円を出すぐらいのことであれば、余裕でできると思います。

そうした小さな気遣いが、後輩に夢を与えることにつながると考えるのです。


stock_value at 20:22│Comments(1)考え:04〜07年 

この記事へのコメント

1. Posted by ななし   2022年10月30日 19:14
1 収入が増えていない先輩は奢る余裕なんてないですし、後輩に夢を与える義務はないと思います。
奢る義務があるなら、給料の中に交際手当てを増やす必要があります。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔