2005年04月04日
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唐突ですが、恋愛の思い出を書きます。
本当は、「年齢を重ねるといい思い出とイヤな思い出が増える」ってことを書こうとしたのですが、ボリュームが出てきたので、そのうちの一つを新しい記事にすることにしました。そして過去数年間、こうして日記の形式で公開をしていますが、こうしたことを書くのは初めてのこととなります。
さて恋愛のことと言っても、上記にあるように「思い出が増える」というのが趣旨なので、タイトルからの印象とは違うかもしれません。
ということでやや長めの前置きでした。
さて、「三丁目の夕日」という漫画があります。参考:yahoo検索結果『西岸良平』
僕はこのマンガが苦手です。単純に僕の好みなので、この辺は特に何も考えずにそのまま受け入れて頂ければと思うのですが、いわゆる "ほのぼの" 系のマンガであること、内容が昭和初期であることなど、僕としてはあまり読もうという気にはならないのです。とはいえ、絵も印象的なこともあり、連載をしていることは知っていました。ただ読み飛ばしていたのです。
そして、それは今でも変わりません。やはり三丁目の夕日は立ち読みすることもありません。
しかし当時つきあっていた子がこの本を読んでいたのです。
僕は、持っている本に人柄が非常に強く出ると考えています。会っている時の性格というのはやはり他人がいるということで、本質的な性格の部分はまた違うような気がするのです。一方で本というのは、自分のみが楽しむために購入します。そのため、他人のことを意識せずに、本当に自分が楽しみたい物だけを購入することとなります。そこには、人柄が強く出てくるのではないでしょうか。
また、会話の内容を選ぶのに雑誌などで趣味がわかっていると会話が成り立ちやすいということもあります。
ということで、ほんの好みを大きく分類すると、
・雑誌が好き
・マンガが好き
・小説が好き
流行小説が好き
名作が好き(主に古い作家さんの)
上記以外
・学術書が好き
ざっくりではありますが、最初に本棚を見たときに、まず上記ことについて大まかな分類を行います。
そしてその子は主に学術書ばかりでした。英語の勉強をしているということで、なおかつきれい好きといことで、あまり本は買わないと言っていたのです。事実、本棚には Newsweek と英英辞典、和英辞典、そのほか洋書がありました。
英語についてすっごい勉強してるんだなぁなどと思っていると、「マンガもあるよ」ということで、三丁目の夕日を渡されたのです。
僕は「この本っておもしろいの?読んだこと無いけど何となく今まで嫌ってたんだよね。」
相手は「そうだねー、ほのぼのしてておもしろいよ。コンビニ行くとつい買っちゃうんだよね」
と言っていました。
他にマンガを持っていないことから、"食わず嫌い" はよくないと思い、そのマンガを読みました。確かに、ほのぼのしていてそのジャンルがキライでなければとてもおもしろいマンガだと思いました。しかし、やはり僕は苦手でした。
そして、色々なことがありその子とは別れてしまいました。
昔は三丁目の夕日を見ると、「僕の苦手なマンガだな」と思っていたのですが、今では
三丁目の夕日を見るとこのころのことを思い出すのです。
三丁目の夕日は僕にとっていわゆる "白紙" の物でした。それがこうした恋愛をきっかけとして、思い出として記憶に残ってしまったのです。
今でも心が痛むのです。

本当は、「年齢を重ねるといい思い出とイヤな思い出が増える」ってことを書こうとしたのですが、ボリュームが出てきたので、そのうちの一つを新しい記事にすることにしました。そして過去数年間、こうして日記の形式で公開をしていますが、こうしたことを書くのは初めてのこととなります。
さて恋愛のことと言っても、上記にあるように「思い出が増える」というのが趣旨なので、タイトルからの印象とは違うかもしれません。
ということでやや長めの前置きでした。
さて、「三丁目の夕日」という漫画があります。参考:yahoo検索結果『西岸良平』
僕はこのマンガが苦手です。単純に僕の好みなので、この辺は特に何も考えずにそのまま受け入れて頂ければと思うのですが、いわゆる "ほのぼの" 系のマンガであること、内容が昭和初期であることなど、僕としてはあまり読もうという気にはならないのです。とはいえ、絵も印象的なこともあり、連載をしていることは知っていました。ただ読み飛ばしていたのです。
そして、それは今でも変わりません。やはり三丁目の夕日は立ち読みすることもありません。
しかし当時つきあっていた子がこの本を読んでいたのです。
僕は、持っている本に人柄が非常に強く出ると考えています。会っている時の性格というのはやはり他人がいるということで、本質的な性格の部分はまた違うような気がするのです。一方で本というのは、自分のみが楽しむために購入します。そのため、他人のことを意識せずに、本当に自分が楽しみたい物だけを購入することとなります。そこには、人柄が強く出てくるのではないでしょうか。
また、会話の内容を選ぶのに雑誌などで趣味がわかっていると会話が成り立ちやすいということもあります。
ということで、ほんの好みを大きく分類すると、
・雑誌が好き
・マンガが好き
・小説が好き
流行小説が好き
名作が好き(主に古い作家さんの)
上記以外
・学術書が好き
ざっくりではありますが、最初に本棚を見たときに、まず上記ことについて大まかな分類を行います。
そしてその子は主に学術書ばかりでした。英語の勉強をしているということで、なおかつきれい好きといことで、あまり本は買わないと言っていたのです。事実、本棚には Newsweek と英英辞典、和英辞典、そのほか洋書がありました。
英語についてすっごい勉強してるんだなぁなどと思っていると、「マンガもあるよ」ということで、三丁目の夕日を渡されたのです。
僕は「この本っておもしろいの?読んだこと無いけど何となく今まで嫌ってたんだよね。」
相手は「そうだねー、ほのぼのしてておもしろいよ。コンビニ行くとつい買っちゃうんだよね」
と言っていました。
他にマンガを持っていないことから、"食わず嫌い" はよくないと思い、そのマンガを読みました。確かに、ほのぼのしていてそのジャンルがキライでなければとてもおもしろいマンガだと思いました。しかし、やはり僕は苦手でした。
そして、色々なことがありその子とは別れてしまいました。
昔は三丁目の夕日を見ると、「僕の苦手なマンガだな」と思っていたのですが、今では
三丁目の夕日を見るとこのころのことを思い出すのです。
三丁目の夕日は僕にとっていわゆる "白紙" の物でした。それがこうした恋愛をきっかけとして、思い出として記憶に残ってしまったのです。
今でも心が痛むのです。