2007年12月

2007年12月24日
評価されるというのは、考え方によっては横から口を挟むとか、面倒な意識として考えられてしまいます。
実際そういう面倒な事も多いのですが、たとえ面倒であっても、評価を意識する必要があると考えています。

もちろんいい評価の場合もあれば、悪い評価の場合もあります。この場合は批判とも考えられるでしょう。たとえ否定的な意見を言われたとしても、次からの評価を避けてはいけません。
もちろん評価をする方としては、なるべく批判にならないように気をつける必要があります。性格的な事もあるので、何とも言えませんが、批判が多い人でもなるべく避けないようにしたいと考えています。

評価を受けるのは、説明をしなければならないと言うことで面倒です。また、自分がベストだと思っていた案や成果物については、横からの意見というのは時として煩わしく感じると思います。
実際完成度が高いものについては、ほとんど言いがかりのような意見やアドバイスが出てくることも多く、情報の取捨をしなければなりません。


例えば仕事の場合、個人プレーが中心の人と、グループが中心の人では、進め方が全然違います。
グループで仕事をする場合、常にグループの中で評価や意見にさらされる事になります。それは他者に対して、わかりやすく伝える事にもつながりますし、協力しながら円滑に進む事にもつながります。
逆に個人プレーが中心の人だと、何をしているのかわからない。でも成果はそこそこ出ている。ということになります。

僕はたとえ効率が悪くなったとしても、グループでの仕事 → 評価や意見 という循環がとても大切だと思います。



2007年12月23日
新人だった頃、ほとんどすべての行動に対して、評価されていたように思います。それは「自分が行ったこと」のみではなく、何をどのようにして行うのか、発言や考え方それらすべてが評価の対象でした。

もちろん評価する側の考えとしても、少しでもミスを減らすことだったり、考え方も含めて指導しなければならないので、それは当然の事だと思います。

そしてそのような状態はとても苦痛でした。やり方を教えられるならともかく、考え方や発想の方法についての指導は何とも言えないものです。

年齢とともに経験を積むようになると、結果についての評価が多くなってきました。そしてその課程については、あまり問われなくなりました。もちろん結果さえ出せば、その方法については問われないというのは合理的な事だと思います。
一方でそれは説明責任に対する逃げの行為にも思います。

何かをする上で、その理由は明確な方が、色々とメリットが多くあります。成功しても失敗しても振り返ることが可能ですし、失敗しそう、成功しそうという雰囲気を感じることができます。
その明確な考えを持つと言うことは、ある程度説明ができるとも言い換えられると思います。

結果さえだせば、、、という考えでも結局は考えてなければ結果は出せないでしょうし、結果が出なかった説明をする必要があります。

イレギュラーな方法で結果を求めた場合などは、確かに説明がし難いことも多いのですが、常に堂々と説明をできるように心がけたいと思います。

2007年12月22日
僕は今までに何度か使用しているPCのOSが変わってきました。昔の話をしても仕方がないので省略しますが、とにかく何度かの変更です。

毎回環境の移行はとても大変な思いをしているのですが、一方ではとても楽しみとともにOSを変更していました。
たとえばWindows2000を使っていたときは落ちない事にビックリしました。WindowsXPも落ちませんし、画面がきれいになっています。対応するハードウェアも多くなっており、ドライバなどで困ることもありません。

Windows2000の頃でも、インストール直後はLANボードも認識していないことが多くありましたが、最近はほとんどそれも無いように思います。

そういう利便性とともにOSの変更がありました。もちろん、操作に慣れないこともあって、最初は結構とまどいました。

今度は XP から Vista になろうとしています。しかしこのときの利便性は何があるのでしょうか。確かに企業の環境では Vista で興味深い機能もいくつかあるようです。
しかし家庭の場合は、あまりメリットが無いように思います。

もちろんサポートの関係で、どんどん Vista への移行が始まるでしょうからいずれは変更する必要があると思います。

しかし今までの変更と決定的に違うのは、それが「楽しみ」というポジティブな姿勢ではなく、ネガティブな姿勢だということです。PC にあまり詳しくない人が、使い慣れているXPからVistaに移行するとどうなるのでしょうか。

2007年12月21日
・操作の簡単さ
クライアントでの操作の簡単さはどのメーカーもある程度は一緒だと思います。市販の製品と違い、法人用は基本的な検索のみが提供されています。ソフォスもそのあたりは変わりません。一応画面デザインが他社と違ってかわいい感じなので、そのあたりは少し気に入っています。

逆に言うと、一般の人が家庭で使う分にはインターフェースや機能などの見え方が若干物足りないかもしれません。


・知名度
やはり知名度は少ないと思います。それが信頼性についての疑問にもつながっている部分だと思います。ただし法人向けの製品なので、そこまで一般に対する知名度は必要ないかと思っています。しかしそのせいで損しているのも事実です。製品としてはいい物だと思いますので、見せ方は工夫が必要かもしれません。

・技術力
技術的には全く問題ないと思います。またとても信頼できると考えています。特にウイルスに対する対応はとても素早く、「検体さえあれば」早ければその日のうちに定義ファイルが更新される事もあります。

ただしあくまで検体があった場合の話です。知名度とかユーザの問題でなかなか検体を集めることが難しいのではないかと思います。


ちなみに、ウイルスのような振る舞いをするソフトがあったときに検知を・・・というのは僕はあまり信じていません。今までそのおかげで助かったという話をほとんど聞いたことがありません。それに頼るのであれば、ウイルスが出回ってすぐに定義ファイルが更新された方がよっぽど信頼できると思います。

2007年12月20日
・運用
一括での導入や、各クライアントの管理、アップデート状況の確認、ウイルス発生状況のアラートなど、Sophos は一通り問題なく使うことができます。

僕のイメージでは、
簡単 → ウイルスバスター
細かい → ノートン
使いやすい →ソフォス
だと考えています。

導入には若干のクセがあるのは事実ですが、導入後は非常にわかりやすく状況を確認することができます。また、シンプルなため、何かエラーが発生してもすぐに問題を解決することができます。このあたりが僕はソフォスが便利だと思うところです。

同じような仕組みは確かにノートンなどでも実現できますが、準備に時間が必要だったり、計画を練る必要があったりと不便です。逆にウイルスバスターはすぐに導入が可能ですが、トラブルの時にどのように対処するべきなのかわかりにくいと思いました。

特に運用で注意し無ければならないのが、クライアントのスペックとアップデート配布計画です。ソフォスは他の製品と違い、208x年 等という感じのバージョンがありません。
常に最新を使うことができます。しかしそれがアップデートの時にネックになる場合があります。常に定義ファイルの更新だけを行っていれば、毎回のアップデートはせいぜい、数百キロバイト単位だと思います。

しかしソフォスの場合は製品のメジャーバージョンアップがそこに入る場合があって、数十メガの単位でアップデートになる可能性もあります。もちろんそうなっても大丈夫なように考えられていますが、クライアントが大量にあった場合、それなりに考えなければなりません。もちろんそれはソフォス以外の製品でも同様です。

ファイルサーバからのアップロードなのか、ベンダーから直接ダウンロードなのかによっても、考えなければならない部分は変わってきます。

ソフォスは慣れれば簡単だと考えています。

2007年12月19日
なにかにつけて、Sophosという会社のアンチウイルスソフトを触っています。新入社員で入った会社が取り扱っていたので知ったのですが、これがまた色々な特徴を持っています。

・信頼性
・運用
・操作の簡単さ
・知名度
・技術力

・信頼性
昔からよく言われているのが信頼性。客観的に見て、その信頼性は悪くは無いけど、"最高" でもないと考えています。

その理由としては、やはりシェアでしょうか。たとえばシマンテックだとかウイルスバスターなどは、全世界で一般ユーザに向けてシェアが大きくあります。そのため、定義ファイルなどもほとんどの種類を網羅しています。

一方でソフォスは、やはり同様に世界で販売していますし、定義ファイルの更新はアンチウイルスソフトの中でもトップクラスの早さです。このあたり一般向けのユーザが少ないからできることだと思います。

しかし、ウイルスの質が違うように思います。個人ユーザに対するウイルスと会社が直面するウイルスは微妙にその種類が違います。こういうときに僕はソフォスは弱いような気がしてしまいます。


スパイウェアやマルウェアといわれる種類のものに感染すると、ソフォスは強気に削除してはくれません。この辺の場合は、ノートンなどであれば、(たとえPCの挙動がおかしくなったとしても) 積極的に消してくれるようなイメージがあります。
またメッセージについても、ソフォスはいまいち言い回しがよくありません。まるで製品の不備が原因で削除・駆除できないようにも受け取れる時があります。


しかし何事にも代え難い強みもあります。それは比較的軽いということです。以前のバージョンはもっとずっと軽かったのですが、いまでもそこそこ軽いと思います。たとえば相当時間のかかるようなファイルコピーをしても、おそらくそこまで気にするほどでは無いと思います。また、初期状態のPCにインストールしても、その以前・以後でもほとんど速度は変わらないように思います。

このあたり、ソフォスはとてもいい製品だと思います。

2007年12月18日
qmail でドメイン指定拒否をするには、/var/qmail/control/badmailfrom に記載をする必要があります。
で、どんなドメインを拒否すればいいのか、リストが下記にあります。
http://devel.aquahill.net/badmailfrom

確かに注意書きにもあるとおり、yahoo.com などの有名どころも拒否リストに入っているので、注意しなければなりません。