2016年08月
2016年08月31日
2016年08月30日
0x80244019 というエラーがWindowsUpdate.logに出てくることがあります。
前後にもWarning が出ているので、そこを読めば大丈夫なのですが、おおむねWSUSサーバーの指定ミスです。
ありがちなのが、ポート番号省略しちゃうとかね!
0x80244010 というエラーもよく見ます。
特に検証中に多かったのですが、Windowsセットアップ完了後に、WSUSに接続して、WindowsUpdateを行うと初回はこのエラーがでることがよくありました。
これは、混雑しているから?しばらく時間をおいてもう一度やれってことのようです。検証環境だし、接続している人は他にいないし、いらいらするのは確かなのですが、なにも対処せずに、時間をおいて確認するとうまくいくので、そんなもんなのでしょう。
前後にもWarning が出ているので、そこを読めば大丈夫なのですが、おおむねWSUSサーバーの指定ミスです。
ありがちなのが、ポート番号省略しちゃうとかね!
0x80244010 というエラーもよく見ます。
特に検証中に多かったのですが、Windowsセットアップ完了後に、WSUSに接続して、WindowsUpdateを行うと初回はこのエラーがでることがよくありました。
これは、混雑しているから?しばらく時間をおいてもう一度やれってことのようです。検証環境だし、接続している人は他にいないし、いらいらするのは確かなのですが、なにも対処せずに、時間をおいて確認するとうまくいくので、そんなもんなのでしょう。
2016年08月29日
WSUSを構築しています。このときに、WSUS でパッチを承認すると、WSUS上に Microsoft からパッチの実データがダウンロードされます。
そしてWSUSにダウンロードされたパッチが端末に配布される仕組みです。
しかしいつまでたっても、まったくダウンロードが進みません。多くは○M中○Mをダウンロードしています。という表記で、決してゼロではないことが多いように思います。
「ダウンロードの状態」や、「Download Status」として検索するのですが、なかなか有益な情報がでてきませんでした。
まずインターネット接続などの確認は必ず行います。Proxyなどの確認も。
MSサイトへの接続が問題ないのであれば、あとは WSUS の問題です。
フォルダ構成はそのままに、EXEなどを削除する方法もあるようです。しかし僕はいきなり以下のコマンドを入力しました。
"C:\Program Files\Update Services\Tools\wsusutil.exe" reset
※一応フォルダはプロンプトで、cd コマンドを利用して移動した方がいいかもしれません。
これで0バイトから再度ダウンロードが実行されました。
参考
WSUS で不要な更新プログラムのインストーラーを削除する – 続報
コマンド ラインからの WSUS の管理
そしてWSUSにダウンロードされたパッチが端末に配布される仕組みです。
しかしいつまでたっても、まったくダウンロードが進みません。多くは○M中○Mをダウンロードしています。という表記で、決してゼロではないことが多いように思います。
「ダウンロードの状態」や、「Download Status」として検索するのですが、なかなか有益な情報がでてきませんでした。
まずインターネット接続などの確認は必ず行います。Proxyなどの確認も。
MSサイトへの接続が問題ないのであれば、あとは WSUS の問題です。
フォルダ構成はそのままに、EXEなどを削除する方法もあるようです。しかし僕はいきなり以下のコマンドを入力しました。
"C:\Program Files\Update Services\Tools\wsusutil.exe" reset
※一応フォルダはプロンプトで、cd コマンドを利用して移動した方がいいかもしれません。
これで0バイトから再度ダウンロードが実行されました。
参考
WSUS で不要な更新プログラムのインストーラーを削除する – 続報
コマンド ラインからの WSUS の管理
2016年08月28日
先日の続きです。
WSUSでIE11が配布されるように、正しくコンポーネントの承認を行いました。
そして、調べてみてもちゃんと各々必要なKBがインストールされていました。しかしIE11のインストールに失敗してしまいます。
エラーの原因については、以下のログに出力されていました。
C:\Windows\IE11_main.log
この中で、エラーがでていました。
WMI query for Hotfixes timed out. Query string: 'Select HotFixID from Win32_QuickFixEngineering WHERE HotFixID="KB2729094"' Error: 0x00040004 (262148).
必須とされるKBについて、調査をしている最中でタイムアウトになってしまうようです。(スペックが低いPCだとこうなるのでしょうか??)
以下のサイトを参照して解決しました。
IE11 インストール失敗への対処方法 (2)
VBスクリプトの実行です。
これで無事にIEをインストールすることができました。
WSUSでIE11が配布されるように、正しくコンポーネントの承認を行いました。
そして、調べてみてもちゃんと各々必要なKBがインストールされていました。しかしIE11のインストールに失敗してしまいます。
エラーの原因については、以下のログに出力されていました。
C:\Windows\IE11_main.log
この中で、エラーがでていました。
WMI query for Hotfixes timed out. Query string: 'Select HotFixID from Win32_QuickFixEngineering WHERE HotFixID="KB2729094"' Error: 0x00040004 (262148).
必須とされるKBについて、調査をしている最中でタイムアウトになってしまうようです。(スペックが低いPCだとこうなるのでしょうか??)
以下のサイトを参照して解決しました。
IE11 インストール失敗への対処方法 (2)
VBスクリプトの実行です。
これで無事にIEをインストールすることができました。
2016年08月27日
Windows7 64ビットを利用しています。
そして WSUS の環境を構築しています。(WSUSについては過去にも記事をかいています。)
この状態で、IE11が配布されませんでした。
なんだろう。そのように思ったのです。そうしたら、IE11を配布するのには、事前にKBファイルをインストールする必要がありました。そしてそれらは以下の「分類」になっていました。そのためWSUS上でこれらの分類を管理するようにしていなければ、そもそもダウンロードされません。
KB2729094(更新)
KB2731771(更新)
KB2533623(更新)
KB2670838(Feature Packs)
KB2786081(重要な更新)
KB2834140(更新)
IE11(修正プログラム集)
なんということでしょうか。こういう場合には、WindowsUpdateカタログから個別にインポートした方が早いのかもしれませんね。
そして WSUS の環境を構築しています。(WSUSについては過去にも記事をかいています。)
この状態で、IE11が配布されませんでした。
なんだろう。そのように思ったのです。そうしたら、IE11を配布するのには、事前にKBファイルをインストールする必要がありました。そしてそれらは以下の「分類」になっていました。そのためWSUS上でこれらの分類を管理するようにしていなければ、そもそもダウンロードされません。
KB2729094(更新)
KB2731771(更新)
KB2533623(更新)
KB2670838(Feature Packs)
KB2786081(重要な更新)
KB2834140(更新)
IE11(修正プログラム集)
なんということでしょうか。こういう場合には、WindowsUpdateカタログから個別にインポートした方が早いのかもしれませんね。
2016年08月26日
WSUSサーバーの画面を確認させて欲しい。お客さんにそうお願いしました。僕も構築の案件があったので、ノウハウやTipsの交換をしたいと思ったのです。(僕は構築については、ある程度問題無いのですが、運用については、やはりお客様の方が深く知っている場合が多くあります)
で、WSUSの管理画面を表示させようとすると、予期せぬエラーとなってしまいました。
サーバーの再起動を行っても変わらず。
で、お客様の方で直前でWindowsUpdateのインストール承認をしたという話でした。そのためそれが原因ではないかと。
KB3159706 をアンインストールすると問題無く管理コンソールを開くことができたようです。
4 月と 5 月の更新プログラムで WSUS に予期しないエラー (解決)
Windows Server 2012 / 2012 R2 WSUS 用の更新プログラム KB3159706 について
KB3159706 については、インストール後に作業が必要となるようです。
それにしても、WSUSは細かいエラーが多いように思います。
で、WSUSの管理画面を表示させようとすると、予期せぬエラーとなってしまいました。
サーバーの再起動を行っても変わらず。
で、お客様の方で直前でWindowsUpdateのインストール承認をしたという話でした。そのためそれが原因ではないかと。
KB3159706 をアンインストールすると問題無く管理コンソールを開くことができたようです。
4 月と 5 月の更新プログラムで WSUS に予期しないエラー (解決)
Windows Server 2012 / 2012 R2 WSUS 用の更新プログラム KB3159706 について
KB3159706 については、インストール後に作業が必要となるようです。
それにしても、WSUSは細かいエラーが多いように思います。
2016年08月25日
WSUSを一人で構築するとき、様々なエラーのほとんどは、すぐにつぶしていくことができます。
しかし様々な状態によって手が出せない部分が存在すると、何が原因か分からないことが多くなってきます。ProxyとかFWとか。IPアドレスとか。ルーティングとか。ネットワークに起因するものかもしれませんし、クライアントのバージョンや今までの管理方法など、多岐にわたります。
ということで、まずはWSUSが正常に動作しているといえるような状態を確認するための基本的な方法です。
Windows 2012 R2 + WSUS 6.3.9600.16384
・HDD の空き
→ 以外と枯渇します。
・クライアント / サーバーから以下のURLにアクセス
http://[WSUS]/ → まずはIISが正常であることを確認
http://[WSUS]:8530/ → IISのWSUSサイトが正常であることを確認
http://[WSUS]/selfupdate/wuident.cab → アップデートに必要なファイルにアクセスできることを確認
※当然ですが、IPでアクセスできること、名前でアクセスし、DNS等に問題無いことを確認します。
・WSUSログの確認
C:\Program Files\Update Services\LogFiles\ SoftwareDistribution.log
※非常に有益なログがでます。Windowsには珍しく?これをしっかり読みこなせば、かなりの参考になります。
Errorを確認することや、0xで始まる文字列を検索し、エラーコードなどを確認します。
・クライアントでWindowsUpdateのログ
C:\Windows\WindowsUpdate.log
上記と同様にエラーを分析するのに役立ちます。
※Windows10以降は以下のコマンド
Get-WindowsUpdateLog
特にクライアントの場合、http://[WSUS]/selfupdate/wuident.cab にアクセスできないというエラーが出ている場合が多くあります。この場合には、FWやProxyが疑わしいので注意が必要です。
しかし様々な状態によって手が出せない部分が存在すると、何が原因か分からないことが多くなってきます。ProxyとかFWとか。IPアドレスとか。ルーティングとか。ネットワークに起因するものかもしれませんし、クライアントのバージョンや今までの管理方法など、多岐にわたります。
ということで、まずはWSUSが正常に動作しているといえるような状態を確認するための基本的な方法です。
Windows 2012 R2 + WSUS 6.3.9600.16384
・HDD の空き
→ 以外と枯渇します。
・クライアント / サーバーから以下のURLにアクセス
http://[WSUS]/ → まずはIISが正常であることを確認
http://[WSUS]:8530/ → IISのWSUSサイトが正常であることを確認
http://[WSUS]/selfupdate/wuident.cab → アップデートに必要なファイルにアクセスできることを確認
※当然ですが、IPでアクセスできること、名前でアクセスし、DNS等に問題無いことを確認します。
・WSUSログの確認
C:\Program Files\Update Services\LogFiles\ SoftwareDistribution.log
※非常に有益なログがでます。Windowsには珍しく?これをしっかり読みこなせば、かなりの参考になります。
Errorを確認することや、0xで始まる文字列を検索し、エラーコードなどを確認します。
・クライアントでWindowsUpdateのログ
C:\Windows\WindowsUpdate.log
上記と同様にエラーを分析するのに役立ちます。
※Windows10以降は以下のコマンド
Get-WindowsUpdateLog
特にクライアントの場合、http://[WSUS]/selfupdate/wuident.cab にアクセスできないというエラーが出ている場合が多くあります。この場合には、FWやProxyが疑わしいので注意が必要です。