2005年05月24日
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今年もまた、社員旅行の行き先を決める時期になりました。僕の働いている会社では、この時期に、いくつかある旅行先の候補の中から、選ぶことになっています。
実際に旅行に行くのは9月〜11月の間になるのですが、それまでに人数を取りまとめておく必要があるという、主催者側の意向があるのでしょう。

どこに旅行に行くのかということは、会社の同期や、友人、同じ部署の人との意見をすり合わせながら、決定することになるかと思います。それが普通だと思うのですが、僕の場合は、そういったプロセスを踏むことはありません。

僕の場合、まず「都内」を旅行先と決定します。それ以外の選択肢は選びません。なぜならば、僕は都内に住んでいるので、旅行先が都内となれば、近くて参加しやすいのです。

さて今回は、旅行先を東京と決定するまでに、非常に難しい要求事項がありました。同期のほとんどが、別の旅行先に行くことになり、強くそれに誘われたのです。たしかに、旅行先のイベントは楽しそうであり、同期と一緒にそのイベントに参加できたらとても楽しいだろうと想像できます。

「みんなで行こうよ」そう誘われた僕は、自分のポリシーである、「行き先は東京とする」という考えと、同期に合わせてみんなで楽しむ。ということにとても悩みました。

結果として僕は、やはりポリシーをまげずに、東京を選んだのです。


そして、話はまだ続きます。

しばらくすると、社内メールが飛んできました。

「旅行先を都内とするプランは応募者が多数のため、抽選となりました。厳正な抽選の結果、あなたは漏れてしまいました。従いまして他の旅行先に変更いただきますようにお願いいたします。」

ということです。僕は困りました。都内がいいと考えていて、第一候補や第二候補があるわけではなく、都内という選択肢のみしかなかったという認識です。それが抽選から漏れるなど、いくらなんでもひどすぎます。

上記のプラン変更を考えたときに、僕の脳裏をよぎった選択肢として、「不参加」を考えました。都内でないなら、参加するのが面倒だと考えたのです。

しかし、今回の旅行費用は僕のせっかくの給料から引き落とされています。参加しないと金銭的な損失を生むことになるのです。これもまた強い葛藤となりました。

結局、渋々同期に誘われたプランに変更したのですが、やっぱり都内の希望は捨てきれません。困ったものです。


今回の教訓がいくつもあります
・同期に誘われるという、強い動機があったのにも関わらず都内を選択したこと
・都内以外の旅行であれば、不参加も十分に考えられる選択肢であったこと
・金銭的要素が絡んでくると、希望と違う地方であっても参加ということ

以上のことより、今回の意思決定のファクターとしては、
都内>金銭>地方>不参加
ということだと、結果的に知りました。

次回以降、意思決定の中に組み込みたいと思います。


stock_value at 11:00│Comments(0)TrackBack(0)仕事。 

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