2005年06月14日
このエントリーをはてなブックマークに追加
近所に築地があります。近所といっても、バイクで 20 分ぐらいの距離なので、すごく近いというわけでも、地元というわけでもないんですが、バイクに乗るときはよく通る場所ですし、昔にバイトしていたこともあって、少し思い入れのある街です。

築地という街は、とても不思議なところです。築地はとても有名な市場があるのですが、市場なので朝がとても早く、夜も早いのです。

朝、といっても一般人の感覚ではまだ夜である2時ごろ、すでに築地はとても活気に溢れています。おそらく6時か7時ぐらいには一仕事終わった雰囲気になっています。
僕が、築地でバイトをしていたときに、オフィスには9時頃の出社でした。そのとき築地市場は、すでに一仕事終えた人たちでいっぱいだったのです。僕の時間間隔で言うと、17時ぐらいだと言えます。

そして15時ごろになって、少し遅めの昼食を食べに出かけると、築地市場の人たちは、お酒を飲み始めているのです。僕の時間間隔で言うと、19時ぐらいでしょうか。

ご飯を食べている僕とは違い、すでに一仕事終えてお酒を飲んでいる姿はとても不思議に思えます。単純に生活する時間帯が違うだけなのですが、やはり自分という姿を重ねたときに、15時からお酒を飲むことはまずありません。
逆に、向こうの立場になって考えると、(もう)15時なのにまだ働くのか。といった感覚なのでしょう。

実際、18時頃になると、築地市場の周りのお店は結構閉まってしまいます。

この、サラリーマンと市場で働く人たちがとても見事に共生しているのが築地なのです。そして、市場に働く人の、僕たちよりも8時間ぐらい早い生活サイクルがとても不思議に思うのです。



stock_value at 18:35│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔