2005年07月24日
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友人と遊んだときに、モスバーガーちりめん亭(ラーメン屋)の併設店舗がありました。

ということで、今回のような形態の併設店舗ははたして有効に機能するのか気になりました。

併設店舗で今まで比較的よく言われていたのが、相乗効果による期待です。たとえば、コンビニといった集客効果があり、ある程度若者向けである店舗は、ターゲットが似ており、さらに、コンビニには無いサービスを提供している場合に、相乗効果が期待できます。

最近では、パン屋さんなどが併設していたり、喫茶店が併設しているコンビニを見かけることがあります。こういった場合は、相乗効果やその期待が比較的よく現れていると考えられます。

また、銀行と証券の併設も、非常に厳しい規制があるようですが、一部では始まっているようです。

こうしたことも、併設店舗の効果を期待できるでしょう。

一方で、今回のようなハンバーガーとラーメンの併設というのはどうなのでしょうか。例えば、餃子専門店とラーメン専門店が併設するのであれば、意味はわかります。しかし、ハンバーガーとラーメンの併設では、あまり意味は無いように思うのです。ラーメンを食べたいと思っている人は、ハンバーガーの事は頭に無いでしょう。また、子供連れで親がラーメン、子供がハンバーガー、、、そういった組み合わせも考えにくいものがあります。

ぼくは、店舗を利用しながら上記のようなことがすぐ思いつきました。そして自分に再度質問してみました。
「あまりメリットが無さそうだから、併設店舗をしないか?」ということです。

その問いに僕は「否」と返しました。

つまり、日々のオペレーションコストや収益に大きな影響が無かったとしても、広告の効率化やオープン時の内装などについてのメリットがあれば、それもアリなのではないかと思ったのです。

もちろん、併設ゆえのデメリットも数多くあると思います。

「相乗効果」が期待できないにしても、そうした効率的な活動の積み重ねで十分にメリットを享受できるような気がしたのです。

その併設店は、頻繁に行く場所ではないので、今後も動向を知ることは出来ないと思いますが、今後、併設店については要注意で観察していきたいと思いました。


stock_value at 11:22│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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