2005年11月03日
このエントリーをはてなブックマークに追加
先日の続き、というわけではありませんが、今までいくつかの中小企業を見ている中でどの会社も、システムに対する見方はほとんど同じです。
そして、社内で使うシステム発展の段階も、かなりパターン化しているように思います。

まず、どの企業でも共通してシステムは大切だと考えています。もちろん、中小企業では社長が大きな権限を持っているので、社長の考え方によって、システムの実際の導入は違ってきます。そしてよっぽど重視している場合や、ある程度以上の企業でなければ、社内でシステムの構築を行ってしまうのです。

大体の場合は、ファイル共有や、ウイルス対策ソフトの導入、プリントサーバやADSLの導入・設定などが最初にとりかかる作業だと思います。場合によっては、各端末のメールソフトを設定したり、PC 設定のあたりを行うでしょう。

設定を行う程度であれば、決められたとおりに設定するだけなので、そんなに難しくないのですが、これが、共有の設定や、新規ソフトの導入となれば、話は違ってくるのです。

自分で PC を不便無く使う能力と、全体を管理したり、必要な製品を導入する能力は全く別です。しかし、仕方の無いことでもあるのですが、製品への知識が中途半端の状態で、導入してしまうと、結局どうにもならなくなってしまうのです。

自分たちですべてを処理するのは悪いことではありません。すばらしいことだと思います。しかし、今までのことを振り返ると、確実にめちゃくちゃになっています。これでは、無意味です。

そしてウイルスに感染したり、ネットワークが止まってエセ管理者が手を出せなくなって依頼が来ます。そしてエセ管理者は、ノウハウを盗んでしまおうとさえ考えているのです。盗むのではなく、学んでください。僕はちゃんと技術移転はしますので。

幸いなことに、今までヘンクツな人はいませんでした。年齢の若い僕が作業をしても、最初は確かに疑っている部分もありますが、徐々に信頼されるようになります。

エセ管理者は嫌いですが、その必要性も分かりますので、なるべく上手に付き合っていければと思います。



stock_value at 18:02│Comments(0)TrackBack(0)仕事。 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔