2005年11月23日
このエントリーをはてなブックマークに追加
先日、営業の人と一緒にお客様のところに行きました。一緒に行く中で、色々と話をしました。

あるとき「 syo はなんで技術をやってるの?営業になればいいじゃん」と言われたのです。
僕は、営業職が嫌いというわけではありません。ただし、今はそれをする時期ではないと考えています。

そこで僕の回答は、「僕は営業をやってみたいんですけど、今は技術を勉強したいんですよ。多分僕のこれからの人生の中で、技術を中心にやるのは今だけだと思いますから。いつか分かりませんが、転職した場合には、きっと営業をやるんだと思います。」と。

営「そうなんだ。お前は結構営業としての素質があると思うんだよね。だから営業をやったら結構いい数字を挙げられると思うんだよ」

僕「自信があるわけじゃないですけど、確かに売ることは出来ると思っています。ただ、例えば今の会社で "ちょっと営業やってみます" みたいな感じで数字を挙げることができちゃったら、それもイヤなんですよ。やっぱり、バカヤロウとかって怒鳴られるのがイイわけじゃないですけど、それぐらいに厳しいところの方が、自分としてのスキルは上がりそうじゃないですか」と。

営「まあ確かにそうだね。もしちょっと営業やってみます。って感じで、お前が営業したら、結構、数字上げちゃいそうだしね」

という流れ。

僕は、技術者を目指していましたし、今ではある程度その夢は叶ったと思っています。だからこそ、技術者として一般的に足りないであろう、営業力をある程度磨けるように努力してきました。

それが裏目に出てしまったのです。
僕が今の会社で最初に配属されたのは、営業でした。どうやら、技術者志望が多い中で、僕は "しゃべれる" ということで、営業に向いているだろう、という安易な発想があったのです。

僕は技術者としてしゃべれることを目指したのであって、技術を理解している営業を目指したわけではありません。最初のままでは、会社を辞めようとも考えていましたし。幸い、技術分野に配属が変わったので良かったと思っています。そして、そんなに悪いパフォーマンスは出してないと思いますし。いいパフォーマンスも出してないかもしれませんが・・・。



stock_value at 17:54│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔