2005年12月01日
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メモ程度に書いておきます。
サービスというのは受けるものであって、提供するものではありません。広範囲にわたってそれを言えるのでは無いでしょうか。

なんでもそうですが、例えば飲食店などは、ご飯を食べに行くことがほとんどで、幸いにも僕はご飯を提供する側に立ったことはありません。しかし、ご飯を食べるというお客としての立場とは反対で、提供するには非常に大きな苦労が伴うことでしょう。

そしてそのサービスの提供が完璧であることを望まれている職種は、非常に大きな苦労があると思います。

特に生活インフラとして、電気・水道・ガスや電話、交通網などがそれです。これは一瞬でもサービスの提供が滞れば、大変な問題となってしまいます。

そして意外に忘れがちなのが、僕の働いているような SE もそうなのです。常時サービスの提供が基本であり、止まることが許されないのです。例えば直接関わってきませんが、オンライントレードや Yahoo など止まったらだいぶ困ると思いますし、ビジネス的にも大損失です。

SE という職業は確かに楽しくてやりがいも多く感じることがあります。しかし、そういったサービスを受ける事の気軽さに比べれば、それを提供するのは並大抵のことでは無いのです。

もちろん、サービスの利用が気楽だからこそ、身近な存在であるとは言えるのですが・・。

今やシステムはどの商品にも組み込まれています。そしてシステムに起因するトラブルが発生すると、いつもサービスを受けるのは簡単だけど、提供するのは非常に難しいなぁと一種の同情さえしてしまうのです。

完璧なサービス。考えただけで胃が痛くなります。


stock_value at 01:16│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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