2005年12月16日
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近所に、びっくりラーメンというラーメンチェーン店があります。
価格がとても安いラーメン屋さんです。

その価格はなんと180円なのです。

ラーメン一杯が180円で食べられるとは、とてもすごいことです。一方で、味はやはり相当劣ります。

しかし、この場合味は実はたいした問題ではないのです。
なぜならば、このお店の競合は他のラーメン店ではなく、カップ麺なのです。

味で他のラーメン店と勝負しても、とてもではありませんが劣っているのは明白です。料金は安いという意味で、お客を引きつける要因にはなりますが、味があまりにも違い過ぎるので、価格も意味をなさないのではないでしょうか。

しかし、カップ麺であればどうでしょう。カップ麺と比べた場合には、十分勝負出来るほどの味です。しかも、場所が提供され、作ったり片づけたりの手間が無くなります。

それを考えると、味を考えても安いラーメンを食べる理由になるのです。

ただし、安いゆえの問題もあります。
それは、お客の質が低くなるということです。特に夜になると、ホームレスぎりぎりの様な人が入店しているのを見かけます。夏の暑さや、冬の寒さをしのぐのに、180円でその場所に行けるというのは、とても便利なことでしょう。

つまり、価格が安いというのは、とても便利な反面で、価格や味といった部分以外で他のお店とは違うことが発生するのです。



stock_value at 02:25│Comments(0)TrackBack(0)食べ物 

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