2006年01月10日
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※当記事は、下記に関連する友人に向けて書いています。

僕が株を始めてから終始一貫して言いつづけていたことがあります。それは、誰でも株は買うべきである。という旨のことです。

僕が株を買い始めた 5-6年間はずっと低調な株式市場でした。そのため、誰が、どんな銘柄を買っても、しばらく放置しておけば、ほぼ必ず利益が出ました。もちろん、必ずと言う表現は問題なので、利益の出る確立が非常に高かった。という事になります。

だから僕は、株を買い始めてから一貫して「株はいいよ」と勧めていたのです。

しかし、最近ではその基調に変化が出てきました。というのは、今から株を始めても必ずしも利益が出ない、もしくは非常に利益が出しにくい状態にあると思っています。

もちろん、僕は長期的にはまだまだ上昇すると考えています。しかし、投資初心者が何を考えて始めるのかにもよりますが、少なくとも今までは、逆張りの投資でした。しかしこれからは、順張りの手法になるため、タイミングその他が非常に重要になってくるのです。

株を始めるわけですから、利益も損失も覚悟はあると思います。そして、その覚悟があるのならば、今の市場は、短期的な利益がでやすく、ある意味では初めての投資としては、いい状態かもしれません。

しかし、僕が今まで言っていたような、「投資はいいよ。儲かるから」という表現は、あくまで過去のことであり、これからは「慎重に投資すれば面白いよ。儲けについては何とも言えない」という表現に変わったことを充分にご理解いただく必要があります。

今までの数年間に比べ、最近になってから突然株を始めようとする人が増えました。もちろん、手数料低下による市場の増大はあると思います。しかし、欲があるのだとすれば、株の話題が毎日新聞をにぎわしていることから、"一山当ててやろう" といった発想もあるかもしれません。

そういった欲としての考えがある一方で、僕のような立場であるばあい、働き出してから2年。ちょうど金銭的にも余裕が出てきて、生活や仕事も安定している時期であるとは思います。それが結果的に株へと向かわせるのでしょうか。

僕は発言に矛盾が起きないように注意しています。しかし市場は生き物ですから、その時々に応じて、発言内容に変化があることは理解いただきたいと思います。そのため、一度注意を促しておきたいと思います。


stock_value at 09:50│Comments(0)TrackBack(0) 

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