2006年02月13日
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友人の blog を読んでいたときに、叱られたので泣くところでした。という記事をみました。

僕はそれを読んで、非常にうらやましく思いました。

バイトで叱られた際に涙が出たという話は数人から聞いたことがありますし、今のようにサラリーマンになってからも、他の人に聞くと、トイレでこっそり涙を流したという話を聞いたことがあります。

やっぱり人にもよるでしょうし、環境にもよると思うのですが、泣くというのは全くありえないという事でもないようです。

泣く理由はそれぞれあると思います。ただ、どの理由を聞いても、自分にくやしかったり、思いがけない厳しい言葉だったり、強く言われたりして泣くことがあるようです。

ちなみに、上司からやさしい言葉をかけられて、涙がホロリというのも、1名だけ聞いたことがあります。

「うらやましい」そう思う理由はいくつかあります。まず、僕はどのような言われ方をしても泣くことは無いと思います。泣きたくなるほど強く言われたとすれば、僕は「それ以外の表現方法はありませんか?」といって疑問に感じるし、それが怒りとなって態度に出るかもしれません。「悔しくて泣きたい」という気持ちは当然持つでしょうが、泣きたくなるような言葉を投げかけることに強い疑問を感じてしまうでしょう。

また、悔しいと涙が出るほどに強く思う理由は、その仕事に対して本気で取り組んでいる何よりの証明だと思います。もちろん、僕だって本気で取り組んでいますが、泣かないという事は、ひょっとしたらどこかで甘えているのかもしれません。

上司や先輩以外にも、お客からクレームなどを通して、強い言葉で言われることがあります。ある意味で、先輩や上司は同じ会社の人なので、衝撃は弱まります。強い言葉を使う背景を知ることができますし、相手も強い表現は躊躇するでしょう。
しかし、お客というのは怒りに任せている場合、どんな暴言でも吐いてきます。そして見ず知らずの人に強い言葉で言われるのは、非常に腹が立つと同時に、非常に悲しいのです。

その勢いで、涙を流してしまうというのは、よくある話だと思います。見ている周りもちょっとかわいそうになってしまいます。

さて、僕の場合ですが、僕ももちろん強い言葉で言われたことがあります。バカとかそういう言葉もありますし、「ふざけるな」など、怒っている人が使うような言葉は一通りです。

それを聞いたときに、精神的にはやっぱり辛いものがありますが、それと涙はやっぱり別なのです。ちなみに、そういった場合、最初はイライラすることもありましたが、最近では、イライラすることさえありません。むしろ、相手が怒っているときは落ち着いてしまうぐらいです。

僕は失敗が多いので、怒られる経験は多くあります。しかし、それで泣きそうになったことはありません。そう考えると、泣ける程に自分も周りも本気というのはちょっとうらやましく思います。





stock_value at 20:56│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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