2006年04月06日
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珍しく、非常にびっくりしたできごとが起こりました。まだ25年ちょっとしか生きていないこともあって、また僕の友人や今までの出会いの中を振り返っても優しく素直な人が多かったように思います。

僕は裏切りとかそういったことを経験した回数は非常に少ないと思います。それは上に書いたように、そういった友人が非常に少ないからです。またそういった人との関わりは避けている部分もあるからです。

僕は会社を辞める前に、働いていた会社の中でお世話になった人を中心にメールでお礼を言いました。そしてメールをする以外にも直接挨拶をして、今までのお礼を言いました。

今回の記事にさせてもらう、その人に対しても、メールでお礼をしました。内容としては、「配属初期の頃に色々お世話して頂いてありがとうございます。技術に配属になったので、あまり仕事で関わることはできませんでしたが、これから起業をしていく中で営業的な事もやるので、今後ともよろしければアドバイスをお願いします。」ということを書きました。

そのメールを送信してから数分もしない間に、僕の内線が鳴りました。すると送信した相手から「今すぐ返事書くからもう少し会社にいてよ」ということでした。

わざわざ返事を書いてくれるなんて、と結構うれしく思いました。

そしてその人からの返信を読むと、「お前は営業に向いてると思ってたよ」といった感じで、僕自身は非常にうれしくそのメールを読みました。

このときはそれで終わったのです。といっても、ごく普通の辞める時の挨拶と、それの返信です。これ以上のことも無いでしょうし、特別記憶に残るような出来事でもありませんでした。

しかし、後日とんでもないことが分かったのです。

それは、僕に対してのメールの返信を BCC で様々な人に対してコピーを送付していたとのことです。そのため、僕がその人に対してどういった内容のメールを送ったのか、またその人がどのような内容を僕に返信したのか周知の事実となってしまったのです。

もちろん、僕の書いたメールは不特定多数に読まれたとしても全く問題ありません。と同時に、不特定多数に読ませる内容でないのも確かです。プライベートなエピソードを交えてその人にメールをしているわけで、それが周囲に漏れることは全く考えていません。少なくとも色々な人に読まれるのであれば、そういったことを考慮して文章を書きます。

ということで、以下のようなことで僕は BCC されることが理解できないのです。
・プライベートな内容のメールであること
・僕自身が送信した際には、個人一人宛であること
・不特定多数に読まれる事を考慮していないこと
・(今回のような) メールは BCC や CC されないのが普通であること

BCC を使用した人の気持ちとしては以下のような感じでしょうか。
・プライベートな内容なので(隠しつつ)コピーを送付したかった
・自身にそういった人望があることを周知したかった

CC を使用せず BCC を使用したことが一番の問題だと僕は考えています。

コピーを送付するのであれば堂々とそれをすればいいのであって、 BCC のような方法を使う必要は無いのです。つまり、その人は後ろめたい気持ちがあって、僕に分からないように BCC を使用したのではないでしょうか。人望があることを示すのも結構ですし、僕は好意的な意味でメールをしました。それをアピールするのも全く問題ありません。

しかし、それを隠れてアピールするのは問題ですし、プライベートな内容のメールを使用してアピールしてはいけないと思います。プライバシーに対する配慮が無いのも問題です。

当たり前ですが、プライベートな内容のメールを間違い以外で、多数にメールする人を僕は知りません。

「裏切り」とまでは言いませんが、その人の性格というかそういったものが推し量れるような気がします。せっかくの人望もそうやってどんどん失っていくことになるのでしょう。そしてどんどん失われる人望を回復させるために、ますます BCC を駆使するのでしょうか。よくわかりません。

そして今後その人とメールをすることは無いと思うのですが、以下の一文を添えようと思っています。

「BCC の使用はご遠慮ください。」



stock_value at 02:35│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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