2006年04月25日
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仕事で、ヤマハのルータを使用しています。規模とか用途を考えると、エントリーレベルの製品で十分だったのでネットボランチと呼ばれる比較的安い製品です。(製品HP)

以前の仕事ではもう少し高い製品を扱う事が多かったので、今回のような製品については正直どこまでできるのか、負荷や可用性といった部分で不安がありました。

もちろん、エントリー製品と言うことでのメリットもあり、 Web 設定や手厚いサポートなど、期待できることもありました。

実際使ってみて、高い製品とそんなに遜色ないような気がします。監視とか高負荷時にはきっと違いがあるのでしょうが、そんな規模でもないので、十分に使えています。サポートとか Web 設定については、ほとんど使用していないので、トラブル時の備え程度の役割になっています。

僕は GUI での設定はとても便利だと考えています。技術力のある人の多くはコマンドラインを好みますし、僕もそれはよく理解できます。早いですし、設定の冗長性も防げますし、保存・復元が非常に簡単ですし。

しかし画面を表示させながらマウスで選んでいく便利さも重要だと思います。技術力のある人でも、意外と GUI は苦手だったりするので、そういう意味でも GUI を覚えることは大切です。さらに、初心者は言うまでも無く、 GUI がメインとなります。

最近の技術者( といっても、僕も最近の技術者ですが ) 以外と GUI がメインなのかもしれません。僕は教わった先輩の方々がコマンドラインだったので、問題なく使えますが、お客様の環境を使用するときには、結構 GUI 構成になっていたりすることが多いです。

どちらもそれぞれメリットがあるので、使い分けるのがいいのではないでしょうか。

さて、ヤマハのルータですが、とても便利に使っています。コマンドラインから主に使っていますが、設定を有効にするのに再起動も必要ないですし、現在使っている人数であれば、特に負荷も問題になっていません。

安定的に動作しているようなので助かっています。

LAN 対 LAN での NAT に仕様的動作があり、ちょっと戸惑いましたが、ネットボランチに DNS 登録を直にすることによって解決しました。これだけちょっとイレギュラーな感じがするので、ちょっと好きではないのですが、今後他の製品等を含めて参考にしたいと思います。



stock_value at 15:42│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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