2006年05月24日
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聞いた話なので、どこまで信じて良いのか正直わかりません。ただ、一つの参考として、色々気になる部分もありました。

会社の意向と現場の意向が必ずしも一致しないというのは、前にも書いたような記憶があります。要約すると、会社としては法律を守って欲しいのに、現場では個人的な理由による強制を行うなどです。

5分前の出社で、それを守らないと遅刻になる。などがそれに当たるのではないでしょうか。

会社としては、当然勤務時間前に来ることを強制するのは難しいと思います。法的にも。しかし現場では、そういった会社が望んでいないことを結果的に実行してしまうのです。もちろん、会社がそれを望んでいた場合、積極的に法律を犯すことになり、なかなか会社としての意味が難しくなってきますが。

一方で、従業員自らが不利な約束をしてしまう場合もあるようです。今回聞いた話では、その人は、遅刻なのか、仕事上のミスなのか、反省を述べる必要がでてしまいました。そしてそのときに、同じ事をもう一度してしまった場合は、給料は半分で良いです。そういった話をしたそうなのです。

僕が社長の立場であれば、その時点で追加の叱責をしなければなりません。

・できない約束をしないで欲しいということ。。
・反省を述べるという趣旨にそぐわないこと。

基本的に、半額などと言う法的に到底実行できないような約束を交わすというのは、会社としての過失も責められるでしょうし、本人としても問題があります。もちろん、それぐらいの覚悟があるという意味なのは分かるのですが、それは「死にます」と同じで、到底実現できないですし、実現して欲しくもありません。

第一、本当に半額にしたら 100% 転職しますね。

続いて、反省を述べるのが趣旨だと思います。にもかかわらず、制裁の規模を大きくすることによって、覚悟を見せて反省とするのはちょっと問題があるように感じました。

反省とは顧みることなので、次の制裁については、また別の問題な気もします。なぜ遅刻してしまったのか、今後はどういった方法で注意するのか、が話の中心に必要で、そしてもし次も注意しきれなかった場合は。。。となるでしょう。

とはいっても、遅刻についてあまり責めるのは僕はちょっとどうかと思います。

というのも、もし遅刻で強く叱責した場合、次の遅刻の時には "体調不良" で休むことになると思います。
当然、遅刻であっても会社には来てもらった方がずっとメリットが大きいので、その場合、休まれてしまうのは問題です。会社にとってもデメリットですし。

ということで、できない約束はしてはいけません。

ただ、次の遅刻の時がちょっと楽しみなのは僕の心にしまっておきます。



stock_value at 20:14│Comments(0)TrackBack(0)日々:2006年 

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