2006年05月29日
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会社の設立で必要な書類があるため、また会社を辞めた関係で保険の手続きなどで何度か区役所に行きました。

昔のイメージと違い、お役所仕事といった感じではなく、比較的丁寧な対応ですし、仕事も十分な速度だと思います。そのため、あまりストレスを感じることはありません。
もちろん、まだまだ速度とかサービスとで改善していく必要はありますが。

何回か区役所に行ったのですが、その都度怒鳴っているおじさんがいました。3回ぐらい役所に行ったのですが、3回とも怒鳴っていました。

パターンとしては毎回単純で、おじさんが割り込もうとして、「番号札を取って順番を待ってください。」という注意に対して、怒るというパターンです。

そのとき、みんな「そんなんじゃ民間では通用しない」とか、「こんなやり方してる会社はないぞ」とか言っています。そして「早く処理をしろ」と。僕が区役所を利用したとき、そこまでストレスがたまるような対応はされていません。それを考えると、なぜおじさんが怒るのかあまり理解できません。

つまり、区役所が普通のお店のサービスレベルであってもおじさんは怒ると言うことでしょう。つまり、怒鳴るまでのリミットが非常に低いということです。なぜそんなことが起こってしまうのでしょうか。

僕たちの世代では、おそらく銀行など含め、いわゆる「お役所仕事」がかなり改善された世代だと思います。僕も「お役所仕事」を実感するのは、ごく一部だけです。ほとんどは完璧とは言わないまでも、十分満足できるレベルにあると思います。

しかしおじさんたちは、昔のイメージのままなので、最近のように少しでも丁寧なサービスになると、むしろ昔の恨みをはらすために怒りたくなるのではないでしょうか。そういった丁寧なサービスを提供してもらっているのに、それにつけ込むようであれば、そういう人にこそ、お役所仕事をすればいいのです。


stock_value at 18:32│Comments(0)TrackBack(0)日々:2006年 

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