2006年06月14日
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Gyao で livedoor の株主総会が中継されました。リアルタイムで見たわけではないのですが、とても臨場感のある映像でした。
僕も今まで数回程度ですが、株主総会に参加したことがあります。初めて参加したのは確か5年ぐらい前だったと思うのですが、そのときは、どの会社も総会屋対策をしていたように感じます。
総会の会場に行くと、前の方は必ず満席になっており、スーツを着た人や、年配の人が座っていました。詳細は分かりませんが、自社の社員だったり、OB などの関係者を前の方に座らせているという話を聞いたことがあります。実際の所はよく分かりません。
ちなみに昔は比較的大きな会社の株を買っていたので、総会が古い考えの基に運用されていた可能性はあります。
しかし最近になって、幅広い業種の株を買うと共に、情報系の会社の株も買うようになりました。情報系だから、というワケではないのでしょうが、最近だからなのか、株主総会には変化が生じたような気がします。
それは、総会に参加したときに前方は必ずしも満席ではありませんし、昔は採決を取ったときにも、「意義なーし」という声が聞こえていました。普通に考えて、「異議無しと言ってください」という議長の要求があったとしても、恥ずかしくて言わないでしょうから、初めての頃に参加した、総会では違和感を感じましたが、最近の総会では、そんな不自然な声を聞くことも無くなりました。
livedoorの株主総会で感じた違和感
livedoor の株主総会をビデオで見たときは、そういった違和感はありませんでした。社長は、技術畑出身だと、何かの記事で読みましたし、そう言う意味で外部に向けた "華" は無いかもしれませんが、技術的な知識は豊富だと思います。そういった人が議長として進行を進めていった中で、当然の事ながら、株主からの質問を受け付けていました。
総会での質問は、 "良い質問" もあれば "悪い質問" もあります。質問をする人は、一般人なので、下手な質問はしかたありません。
しかし、その中で気になった質問がありました。
「livedoor がどんな内容の仕事をしているか分からない」といった内容の質問です。
僕はこれは大きな問題だと思いました。株主としてその会社の株を購入するのであれば、人によって様々な思惑があるでしょうが、少なくとも、どういった内容の仕事をしてお金を稼いでいるのか、把握している必要があると思います。そうでなければ、各種指標から割安・割高を知ることができませんし、将来性を考えることもできません。
しかし株の購入は自由ですから、そう言ったことを分からないで購入することもあるでしょう。ただ、その場合は、株主として質問に立つのが適当なのか疑問が残ります。会社のことを調べもせずに、ただ利益だけを目的として購入した人に対して、真面目に質問に答える必要があるのか。。。
どんな理由でも良いのですが、虚業だと思う会社に投資はしなければ良いだけのことですし、自分で調べたときに、業務内容が把握できなかったのであれば、それは投資するべきではありません。ましてや質問に立つなんて・・。
もちろん、livedoor については虚偽の申告をしたと報道されていますので、それが事実であれば、大変な問題です。そもそも財務諸表は投資を決定するのに、重要な目安になります。
ただし、それはあくまで将来性だとか、そういった部分に影響するのであって、
「なぜその決算がよく理解できない仕事から生み出されるのか」 という結論になるのであれば、投資対象ではありません。
僕の場合ですが、 livedoor の一部の株主のように、虚業だと表現するような人であれば、絶対にその会社に投資を行わないので、なぜそのような質問ができるのか、非常に興味深く考えました。
僕も今まで数回程度ですが、株主総会に参加したことがあります。初めて参加したのは確か5年ぐらい前だったと思うのですが、そのときは、どの会社も総会屋対策をしていたように感じます。
総会の会場に行くと、前の方は必ず満席になっており、スーツを着た人や、年配の人が座っていました。詳細は分かりませんが、自社の社員だったり、OB などの関係者を前の方に座らせているという話を聞いたことがあります。実際の所はよく分かりません。
ちなみに昔は比較的大きな会社の株を買っていたので、総会が古い考えの基に運用されていた可能性はあります。
しかし最近になって、幅広い業種の株を買うと共に、情報系の会社の株も買うようになりました。情報系だから、というワケではないのでしょうが、最近だからなのか、株主総会には変化が生じたような気がします。
それは、総会に参加したときに前方は必ずしも満席ではありませんし、昔は採決を取ったときにも、「意義なーし」という声が聞こえていました。普通に考えて、「異議無しと言ってください」という議長の要求があったとしても、恥ずかしくて言わないでしょうから、初めての頃に参加した、総会では違和感を感じましたが、最近の総会では、そんな不自然な声を聞くことも無くなりました。
livedoorの株主総会で感じた違和感
livedoor の株主総会をビデオで見たときは、そういった違和感はありませんでした。社長は、技術畑出身だと、何かの記事で読みましたし、そう言う意味で外部に向けた "華" は無いかもしれませんが、技術的な知識は豊富だと思います。そういった人が議長として進行を進めていった中で、当然の事ながら、株主からの質問を受け付けていました。
総会での質問は、 "良い質問" もあれば "悪い質問" もあります。質問をする人は、一般人なので、下手な質問はしかたありません。
しかし、その中で気になった質問がありました。
「livedoor がどんな内容の仕事をしているか分からない」といった内容の質問です。
僕はこれは大きな問題だと思いました。株主としてその会社の株を購入するのであれば、人によって様々な思惑があるでしょうが、少なくとも、どういった内容の仕事をしてお金を稼いでいるのか、把握している必要があると思います。そうでなければ、各種指標から割安・割高を知ることができませんし、将来性を考えることもできません。
しかし株の購入は自由ですから、そう言ったことを分からないで購入することもあるでしょう。ただ、その場合は、株主として質問に立つのが適当なのか疑問が残ります。会社のことを調べもせずに、ただ利益だけを目的として購入した人に対して、真面目に質問に答える必要があるのか。。。
どんな理由でも良いのですが、虚業だと思う会社に投資はしなければ良いだけのことですし、自分で調べたときに、業務内容が把握できなかったのであれば、それは投資するべきではありません。ましてや質問に立つなんて・・。
もちろん、livedoor については虚偽の申告をしたと報道されていますので、それが事実であれば、大変な問題です。そもそも財務諸表は投資を決定するのに、重要な目安になります。
ただし、それはあくまで将来性だとか、そういった部分に影響するのであって、
「なぜその決算がよく理解できない仕事から生み出されるのか」 という結論になるのであれば、投資対象ではありません。
僕の場合ですが、 livedoor の一部の株主のように、虚業だと表現するような人であれば、絶対にその会社に投資を行わないので、なぜそのような質問ができるのか、非常に興味深く考えました。