2006年09月01日
このエントリーをはてなブックマークに追加
去年の記事ですが、「2005年07月28日:査定のことを聞かれました。」という記事を書きました。ここのところ、少しだけ査定についてまた話をする機会があったので、簡単にメモ程度ですが書いておきます。


以前の記事に書いていた内容は、"査定に疑問を持った理由" について、考察をしていました。今回は、査定について予想していた友人の考えについて多少話をすることができたので、それについて書きたいと思います。

さて友人はこのとき、査定は人事部が行っているのか。という部分について疑問を持っていました。そして僕はそんなことは無いと思う。という考えを述べたのです。

しかしながら友人が、なぜこのような考えを持つのか、僕は疑問を持っていました。友人の場合は、信頼できる人からそれを言われたらしいのですが。

そしてそれ以外の方面から、査定の話が出たときに、やはり人事が見ていると言われましたし、ないしは部・課の裁量は相当に狭められている。という話を聞きました。

これら両者に共通しているのは、査定について完全な納得をしていない。もしくは、やや査定に疑問を抱いているということです。

前出の友人については、査定について単純に気になるというのもあるでしょうが、それと同時に自身に対する査定が正確ではない。という不満を持っているような話しぶりでした。そしてもう一人については、実際に若干査定が原因で減給?等級据え置き?なのか分かりませんが、とにかくあまりいい結果ではなかったようです。

こうなってくると、一つの可能性として、以下のような事を考えました。

・不満を持つ物の意見を受け流すため

・個人間での差を最初から大幅に設定できない

査定を行っている立場の人が、査定について不満的な意見を受けたときに、それを受け流すためにそのように解答しているというのあり得そうな話です。

実際、査定というはデリケートな問題であるため、伝え方一つで印象は大きくかわります。会社もその重要性を認識しているでしょうから、マニュアル的な物を配布していたり、研修を行っている可能性はあります。そしてその中で、「査定に不満を持つ社員がいる場合は」という Q&A があったとしても不思議ではありません。

一方、ボーナスの査定などで大幅に差を設定するわけにも行かないと思います。それこそ、できる・できないと言うのは曖昧なので、ノルマなど具体的な数字が無いとそこまで査定で差をつけるのも難しいと思います。つまり、その差をどこまで許容するのか。という設定は人事部では無いでしょうが、少なくとも部・課の手の届く範囲ではありません。

つまり、ボーナスの大半は固定なので、ボーナスに不満があったとしても、それは査定ではない部分が原因の大半です。しかし不満を持つ人はそんなことは意識しないでしょうから、結果的に部・課ではどうにもならない、という表現を人事というくくりで言うのです。

という、このあたりの話は僕の予想が大半なのですが、真相はどこにあるのでしょうか。よくわかりません。



stock_value at 16:22│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔