2006年09月15日
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今回、非常に珍しい体験をさせて頂くことになりましたので、書いておきたいと思います。
僕はオフィスを他社から一部借り受けています。色々な意味でとても助けてもらっているので、本当にうれしいものです。感謝してもしきれないぐらいです。

そんな先方の会社がどうも相当厳しい状況にあるようなのです。

もともと、人材の回転が速かったりと問題が無いとは言えない部分がありました。とはいえ今回は人材のそれとは関係なく、資本で問題がおきているようです。

資本金が枯渇してしまい、このままだと家賃が払えないとか、それぐらいに厳しい状況のようです。

そして当然社員にもそのことが伝えられたので、厳しい状況を認識しているようです。

社員の人にこのことを色々聞いてみました。辞める気はあるのか、今後どうするのかなどそういったことです。

んでちょっとつっこんだことですが、以下について聞いてみました。
・(厳しいことを知った今の状況で) 辞めるのか
・(退職に限らず) 今後どうするのか。

さて、質問としては単純なのですが難しい問題でもあります。
会社の経営が厳しいと知った時点で辞めるのは一つの手段です。そしてとても大切なことです。経営と社員はやはり大きな違いがあるので、最後まで残る必要はありませんし、給料の支払いが保証されなくなった時点で、辞めるというのは十分すぎるほどの理由です。

厳しい状態で、辞めないのは別にいいのですが、もし最悪倒産になった場合にいつのタイミングで辞めるのでしょうか。会社の解散手続きまでのこるのでしょうか。当然そのときは無給でしょう。もし、そこまで会社に残るのだとすれば、それは誰が誰のために残るのでしょうか。単なる自己満足とならないのか。非常に難しいところだと思います。

もちろん、精神的には厳しい状況で辞めるというのは、気が引けるのも少しはわかります。しかし給料の支払いが担保されての労働です。


今後についても重要です。
こういった厳しい状況は、改めて自身がなにをやりたいのか認識できると思います。今回のような事によって今後をどうするのか、考えたのであれば、是非そのことについて聞きたいとおもいました。

モチベーションの維持も大変です。傾きかけたら当然モチベーションも下がるような気がします。

色々聞いたのですが、結局すぐに辞めるという人はいませんでした。で、できれば最後まで残ることが希望だというのです。不思議です。
モチベーションも下がってないようでとてもビックリしました。



stock_value at 16:28│Comments(0)TrackBack(0)仕事。 

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