2007年01月08日
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飲み会での話です。
会話をする中で常にというのではなく、一回ぐらいは自分で話題を出して、会話の主導権を握りたい、そしてそのためにはどうすればいいのか。という事を言われました。

もちろんそれは、僕が話しすぎているからいい加減にして。という暗黙の批判ではなく、どうすればそのぐらいネタが出てくるんですか。といういい意味で受け取りたいと思います。

ちなみに、会話の主導権を握るのは非常に簡単だと思います。というのは、主導権を握るのは、実は聞き手の人がどのぐらい力があるのか。というのが重要だからです。つまり、「話す」というよりも、「聞き出す・話させる」ことが大事だと考えています。ただそれだと聞き出している最中は、話している人が主導権を握っている事になるので、主導権を握るという目的は果たしていないかもしれません。

ただ今回、主導権を握りたいと言ったのは、女性でした。女性同士の話での主導権の握り方はわかりませんが、男性と女性での会話で主導権を握るのは結構難しいかもしれません。

というのも、基本的に男性はしゃべりたい人が多いように思いますし、女性の場合も自分に興味があることを一方的にしゃべることはできるでしょうが、それでは「会話の主導権」というよりも独り言に近い気がします。

僕の友人の話などを聞いても、女性から見た彼氏の話はつまらない場合が多いようです。もちろん、男性から見た彼女の話もつまらない場合も多いようです。ただ、男性は女性のおしゃべりに不満を持たない場合が多く、あまり不満を聞きませんが、女性の場合は、彼氏がつまらない。という不満を結構言われることがあります。この辺の理由はよくわかりません。

会話で一番大切なのは、ネタ探しだと思います。ネタが無いことには話を振ることができませんので。そしてその次に、おもしろさだと思います。面白い話はそんなにたくさん無いので、仕方ありませんが、話題になるようなネタは毎日必ずあるので、視点はしっかりと持っておく必要があります。

で、今回聞かれた女性に「昼間は何してたの?」という質問をしてみました。すると「何もしてない」そのように答えました。もちろん、とっさの質問だったので、そのように答えてしまうのは仕方のないことです。しかしここで、「何もしてないと言うことはないので、何か考えてみて」という事を言うと、少しずつ話が出てきました。ちなみにそのときはお昼にマックに行った話が出てきたと思います。

どんなに小さな話でも、何もないというところからマックに行った。という話が出てくるのは大きな進歩だと思います。マックの話を聞いたところで、「そんな感じで、今回はオレが昼間は何してたの?という形で話を聞き出したけど、慣れてくれば自然にそういうことを切り出せるようになるよ」という事でうまくまとまりました。

ちなみに、面白いというのはまた別な話です。「全然面白くないじゃん」というヤジが出ましたが、話題が出てくる中で少しずつ面白い話というのが出てくるようになります。何事もステップが大切だと思います。


stock_value at 11:39│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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