2007年01月26日
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友人がメールをしていました。そしてその相手はまだそんなに親しくない相手だと言うことでした。かねてよりその友人がメール下手だと思っていた僕は、そのことについて聞いてみました。
そして友人の意見をまとめると、仕事で使う文章がどうしても簡素・簡潔な物で、事実を私見を交えずに書く必要があるため、どうしてもメールでもそのようになってしまう。と言っていました。
僕はそれについては、確かに気持ちはわかるのですが、ただメールと仕事の文章ぐらいは使い分けられた方が良いのではないかと考えています。
そして友人にメールを見せてもらいました。
その中で相手の人に、職業を聞くという場面がありました。友人は丁寧な表現を使用して「私は○○の仕事をしています。何されているんですか?」という一文がありました。僕はこの表現は非常にマズイと思いました。
マズイと思う理由は2つあり、一つは、答えにくいということです。そしてもう一つは違う表現を使用するべきだと思うからです。
答えにくいというのは、聞き方が広すぎて相手がどのように答えるべきなのかわからない場合があります。今回のような場合は、できれば自分の仕事を言った後に「お客様と接する仕事ですか?」とか、「何か専門的な知識が必要な仕事ですか?」と聞くのが良いかと思います。
この場合、相手がめんどくさがりの場合は、すぐに職業を答えると思いますし、話し下手の場合は、隠しながら情報を小出しにして、メールやトークを少しでも長く続けようとしてきます。どちらにせよ、ちょっとしたメールの内容から相手のそういった部分を探ることができるのです。
違う表現については、友人が上記のメールを親しい人に送信する場合、「(仕事は)○○してるよ。(そっちは)なにしてるの?」という表現になると思います。そしてそれを単純に丁寧な言葉に変換して、今回のようなメールになったのだと思います。この発想のプロセスが問題だと思いました。
すごく親しい人には、あまり職業を聞く機会がありません。すでに何らかの形で知っている事が多いと思います。また、普通に考えて、すごく親しくなる途中の段階で仕事を聞く場合には「お仕事なにしてるんですか?」とか、「どんなお仕事なんですか?」といった表現になると思います。
つまり友人は、親しくない - 親しくなる途中 - 親しい というプロセスの中で、"親しい" から発生した言葉を親しくない人に対して使おうとしているのです。もちろん、言葉遣いなどはきれいになっていますが。
今回の表現がダメだとは言い切れないのですが、もっと言い表現があったんではないかと僕は考えています。そしてそれを裏付けるように、その友人の元には職業が記載されたメールは来ませんでした。
試しに、僕がメールの本文を書いて送信してみると、なんと職業を教えてくれたのです。しつこいから教えてくれた可能性もありますが、やっぱり答えやすい内容のメールって大切ですよ。
Mixiとか、色々と知らない人とメールをする機会もあるかと思いましたので、ちょっと考えた所を記事にしてみました。

そして友人の意見をまとめると、仕事で使う文章がどうしても簡素・簡潔な物で、事実を私見を交えずに書く必要があるため、どうしてもメールでもそのようになってしまう。と言っていました。
僕はそれについては、確かに気持ちはわかるのですが、ただメールと仕事の文章ぐらいは使い分けられた方が良いのではないかと考えています。
そして友人にメールを見せてもらいました。
その中で相手の人に、職業を聞くという場面がありました。友人は丁寧な表現を使用して「私は○○の仕事をしています。何されているんですか?」という一文がありました。僕はこの表現は非常にマズイと思いました。
マズイと思う理由は2つあり、一つは、答えにくいということです。そしてもう一つは違う表現を使用するべきだと思うからです。
答えにくいというのは、聞き方が広すぎて相手がどのように答えるべきなのかわからない場合があります。今回のような場合は、できれば自分の仕事を言った後に「お客様と接する仕事ですか?」とか、「何か専門的な知識が必要な仕事ですか?」と聞くのが良いかと思います。
この場合、相手がめんどくさがりの場合は、すぐに職業を答えると思いますし、話し下手の場合は、隠しながら情報を小出しにして、メールやトークを少しでも長く続けようとしてきます。どちらにせよ、ちょっとしたメールの内容から相手のそういった部分を探ることができるのです。
違う表現については、友人が上記のメールを親しい人に送信する場合、「(仕事は)○○してるよ。(そっちは)なにしてるの?」という表現になると思います。そしてそれを単純に丁寧な言葉に変換して、今回のようなメールになったのだと思います。この発想のプロセスが問題だと思いました。
すごく親しい人には、あまり職業を聞く機会がありません。すでに何らかの形で知っている事が多いと思います。また、普通に考えて、すごく親しくなる途中の段階で仕事を聞く場合には「お仕事なにしてるんですか?」とか、「どんなお仕事なんですか?」といった表現になると思います。
つまり友人は、親しくない - 親しくなる途中 - 親しい というプロセスの中で、"親しい" から発生した言葉を親しくない人に対して使おうとしているのです。もちろん、言葉遣いなどはきれいになっていますが。
今回の表現がダメだとは言い切れないのですが、もっと言い表現があったんではないかと僕は考えています。そしてそれを裏付けるように、その友人の元には職業が記載されたメールは来ませんでした。
試しに、僕がメールの本文を書いて送信してみると、なんと職業を教えてくれたのです。しつこいから教えてくれた可能性もありますが、やっぱり答えやすい内容のメールって大切ですよ。
Mixiとか、色々と知らない人とメールをする機会もあるかと思いましたので、ちょっと考えた所を記事にしてみました。