2007年03月11日
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お役所仕事と言われるように、役所関係はとても不親切であったり、いい加減な仕事ということで有名でした。実際には今でも年配の方には、そういう部分が若干残っているようにも思います。

そうはいっても、ほとんどのお役所は現在とても丁寧です。仕事が遅いというのは正直あまりわかりませんが、少なくても受け答えは大変丁寧です。この辺でいうと、むしろ教習所とか電車の駅員さん、警察、医療関係の方がよっぽど遅れています。

僕は年に1度は必ず税務署に行きます。また去年は会社の設立関係もあったので区役所や税務署、法務局など手続きのために結構行きました。

どこでも共通しているのが、とても丁寧であったことです。特に税務署などは毎年利用していますが、毎回丁寧です。もちろん、慣れていないせいもあってか、電話の対応や言葉遣いなどで、ちょっと気になることがあるのは事実です。でも、不慣れなことを考えれば十分なレベルにあります。

僕が初めて税務署に行くようになったとき、対応が丁寧ではなくとてもイヤな印象を持ちました。そしてそれを、当時居酒屋を経営していた知り合いの人に聞いてみると、皆さんが口をそろえて言うのです。「税務署は納税者に対してぞんざいな態度を取る」と。

僕の第一印象はそんな感じでしたし、その印象は大きく間違っていなかったようです。しかし何年か通っていく内に、雰囲気が変わっていくことが分かりました。まず税務署に行けば必ず誰かが「どのようなご用件ですか」と、自身の仕事を止めて話しかけに来ます。

昔は大きな声以上の大きさで「すいません」そのように声をかけて、ようやく面倒そうに一番近い場所の人が受け付けをしてくれたのです。それが今では率先して聞きに来るわけですから、すごい進歩です。
ちなみに税務署は銀行などのように頻繁にお客が来るわけではないので、先任者を置けないのでどうしてもそうなってしまうんでしょうね。

対応も、以前であればそれはここでは分からないので・・・というたらい回し的な案内がよく行われていました。今はちゃんと責任を持って対応してくれますし、部署が違う場合にも曖昧な案内ではなく、ちゃんと説明をし、「○○の窓口で○○について聞いてみてください」と、内容を理解した上での誘導もしてくれます。

逆に問題なのは、未だに「いい加減な仕事をしているだろう」というイメージで税務署などを利用する僕たち利用者です。例えば「順番に処理していますので」という当たり前の案内でも、「納税者を待たせるのか!」というクレームが結構普通にあるのです。このままではせっかくの改善もモチベーションの低下を招いてしまいますね。

税務署。僕はとても親切にしてもらっている印象が最近は強いので、いつも気持ちよく利用しています。


stock_value at 18:03│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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