2007年03月29日
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バイクの話を続けます。
バイクに乗っていると、とても危険だと思うタイミングがあります。その一つが、歩行者がバイクのスピードを甘く見ているということです。

バイクは加速と速度の2点で車とはだいぶ違います。信号が青になってから、すっと加速を始めても、すぐに速度が出ます。同じタイミングで発車した車がずいぶん後ろにいることもよくあります。

夜などで道が空いているとき、歩行者が車がこないことを確認してから道路を横断することがあります。歩道がない所を横断する場合では、バイクが怖い思いをするのです。車であれば、よっぽど速度を出している場合や車が少ない時間を除いては、塊となって走る場合がほとんどです。大抵は信号待ちで他の車に追いつかれてしまいます。

そのときには歩行者にとっても、車がとても目立ちますし、さすがに数台も車があることが分かっているのに、横断を開始することは滅多にありません。

しかしバイクだと単独で走っているために、「さっと横断すれば大丈夫」という判断になりがちなのです。そしてバイクは結構な速度で走っていることが多いのに、歩行者から見ると小さいから速度の感じ方が甘くなりがちです。

しかもその「さっと横断する」速度(小走りぐらい)で横断すると、ちょうどバイクと接触するタイミングになるみたいです。もしゆっくり横断するのであれば、きっと渡りきる前に、歩行者の前をバイクが横切ることになると思います。それぐらいに速度と距離の感覚に違いがでるのです。

斜め横断というのは、車にしてもバイクにしてもとっても怖いことだと思います。ただ僕が思うには、車の前後からの飛び出し、赤信号無視、斜め横断の順番で危険だと思います。飛び出しは油断してた場合に回避することができませんから。また、青信号を通過するときは横からの飛び出しにはそんなに注意しないことがあります。

信号とルールはしっかり守るのが一番です。それができない場合は左右の確認は絶対に忘れず、小走りが必要なぐらいであれば横断を待つのも大切です。


stock_value at 14:11│Comments(0)TrackBack(0)バイク 

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