2007年05月20日
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ちらほらと Windows Vista が出回り始めました。
Vistaはアカウントの管理とかセキュリティが厳しくなっているようで、そのあたりユーザも知識が必要になりますし、アプリケーションも場合によっては影響を受けるかもしれません。

最近トラブルシューティングのような作業がいくつかあったのでまとめておきたいと思います。

・Windows 2000が起動しない。
起動時には、設定にもよりますが ctrl-alt-del キーを押してID/パスワードを入力する画面が表示されます。この画面が表示されず、Windowsにログインできなくなってしまったということでした。こちらについてどうにかして欲しいということで、作業に。
結果として、レジストリを書き換える事で解決しました。シンクライアントを実現する某社制のアプリケーションのインストール・アンインストールミスでこのような事態になったそうです。怖いですね。

・VNCの設定
最近のトラブルの中で最も不思議な現象でした。
同一セグメントに存在する機器同士で ping ができません。そしてそれらの機器は無線LANが使用されていました。ネットワーク的な考え方としては、端末が正常に動作している以上は、関わりのある他の機器に原因があるとしか考えられません。ということで無線のアクセスポイントの設定を変更しました。
どうやらセキュリティセパレータ?という名前だったと思うのですが、無線LAN機器同士の通信を無効にする機能があるようです。
で、それを無効にしてもなぜかpingができませんでした。でも当初の目的であるVNCができるようになったのでとりあえずの解決としました。
それにしてもこのトラブルは本当に意味が分からず苦労しました。

・ソフトインストール
先日も記事にしたのですが、Vistaに対してのソフトのインストールです。もともとアカウント管理をしっかりしているソフトだったので、Vistaで問題が発生したようです。ただし製品としてはVistaに対応しており、問題ないなくインストールが完了する予定でした。
何度かお伺いしているようで、何回かお伺いした時には解決できないということで僕が作業に行きました。こう言うときも別な意味で緊張します。できなくても仕方ないでしょうが、それもくやしいし・・。
エラーの内容を見るとアカウント周りでのエラーが発生していました。しかしVistaのHomeエディションはアカウントをユーザが自在にコントロールできないのか、そのアカウントの削除方法がわかりませんでした。どうやっても削除できず・・。とりあえずインストール等はできましたし、特に問題はなかったのですが、このアカウント管理についてはもう少し勉強する必要がありそうです。


なんにせよ、他の技術者が行った作業の後に、設定を確認したりトラブルシューティングをするのは緊張します。基本的には敵意をもたれる事は無いのですが、やれるもんならやってみろ・・・的な目で見られる事も多々あるのです。


stock_value at 11:50│Comments(0)TrackBack(0)日々:2007年 

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