2007年07月23日
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最近 PacketiX VPN を導入しました。
とにかくユーザの操作は無しで、常時VPNにつなぐには、拠点にハードウェアのVPNを置くか、ソフトウェアでそれを実現するかの2択でした。

ちなみにハードウェアのであれば、ヤマハのルーターなどを考えていました。
ハードウェアの場合、やっぱりコストが問題になります。拠点毎に数万円であっても、それがたくさんの拠点になれば膨大なコストになります。一方で、本当にユーザが意識しなくてすむので、無知でも全く問題ありません。悪さも出来にくいでしょうし、設定変更などの人間によるミスも防げます。

設定さえ完了していれば、あとは線をつなぐだけという魅力がありますが、やっぱりコストの面でNGにしました。

ソフトウェアVPNについては、運用面での期待はしていませんでした。手間がかかるし、トレーニングも大変だし、場合によっては相性とかも考えなくてはいけないし・・。

とりあえず体験版を使用して、検証を行ってみました。
すると本当にびっくりするほど運用の事が考えられていました。ソフトとして相当使いやすい物になっていました。たとえばシリアルの入力でもカットアンドペーストが一気にできるようになっています。

また、ユーザの作業も極力少なくて済むようになっていました。もちろん最初のインストール作業はPCごとに必要ですが、スタートアップの接続設定なども簡単でした。
管理者側としても、LDAPとの連携やRadiusとの連携も比較的容易に行えそうです。

まだまだ本格運用には至っていませんが、どうなのでしょうか。


stock_value at 20:28│Comments(0)TrackBack(0)技術:04〜08年 

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