2007年07月31日
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初めての人と、初めて仕事をする事って結構あると思います。そして最初は色々と小さな事でトラブルになるような気がします。
そしてその理由は最初は本当に小さな事からです。最初は特に、報告が多すぎる・少なすぎるとか、言葉遣いが・・・などです。

そしてその原因は、僕は意識のすり合わせが足りないからだと思っています。
昔は手っ取り早く意識を合わせるために、お酒を飲めばいいだろうと安易に考えていました。そしてそれはある程度事実だと思います。

最近では飲めない人も増えましたし、飲む時間も無いことが多いです。そういう場合に意見をすり合わせるのが難しいと考えていました。

そもそも意見をすり合わせると、とても働きやすくなります。
たとえば「すぐやっといて」という場合の、すぐ。これがくせ者です。知っている人同士であれば、感覚的に今日中なのか、今なのか判断ができると思います。それは、仕事を頼む方も感覚値を持っていますし、頼まれる方も同じです。

でも、知らない人であればその判断が出来ないのです。それも両方とも。だからといって、「すぐ」といった仕事に対して、「今すぐですか?今日中でいいですか」などという質問をしたらどうでしょう。本当に小さな事ですが、「すぐって言ったら今すぐだろ」という強い攻撃的な感情が深層には出てくると思います。

そのためできるだけ早いうちに、意図的にこの感覚をすり合わせておくのです。

僕もよく「てきとうで」という言葉を使います。この適当というのは、本当に適当だったらただの手抜きなので、そのニュアンスの説明は最初のうちにしておきます。そしてこの適当というのは便利な言葉で、まじめな人には肩の力を抜いてもらえますし、いい加減な人の場合は、比較的早い時間で成果物が仕上がるという感じです。報告の時も結構便利に使えるので、最近は口癖になっています。

ということで、意識のすりあわせは最初に終わらせておきましょう。


stock_value at 22:29│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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