2007年08月10日
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誰でも人にアドバイスをすることがありますし、されることがあります。
有益なアドバイスもたくさんあるでしょうし、それ以上に無益なアドバイスもたくさんあります。そしてなにより、アドバイスを望んでいないときに、アドバイスされることも本当にたくさんあります。

今回の場合、アドバイスされることを望んでいて、アドバイスすることを望んでいる人との場合です。提供側と、受ける側の意識が一致している場合です。

僕はアドバイスを受ける場合にとても重要だと考えていることがあります。
それは自分の立場や考えを明確にすることです。

まだ社会に出たばかりで、明確な自分の立場が分からない場合は仕方がないことだと思いますが、ある程度してそれが確立された場合には、それを明確にする必要があります。

例えば僕の場合それは、金銭感覚に関する部分です。タダという行為にはそれが必要だと分かっていても、僕自身が提供しようとは思いません。

複数の方向性の違ったアドバイスを受けるのは、確かにうれしいことですが、正直なところ時間の無駄に直結します。意見の一つとして取り入れるのはもちろん自由ですが、それがアドバイスとして直接的に必要なことだとは思えません。そういう「自分とは違った意見があることは理解できる」程度のことを知りたいのではありませんし。

よくありがちな事として、金銭の増大を目指すのか、幸せの増大を目指すのか。そういう結論が出しにくい話があった場合が特にそうです。自分の考えが明確でないと、その場の雰囲気に流されることになってしまいます。

そして自分の立場が無い人の場合、今度は自分がアドバイスをすることになっても、全く説得力を持ちません。
なぜなら、意識をせずに経験を積んでいることが多いからです。また視点が複数に分散してしまい、得られる情報に限界が出てきます。表面的な結論に目がいってしまい、内面的な部分には目がいきません。そういう非常にもったいないことを無くすためにも、自分の立場を明確にする必要があると僕は思います。

また、有益なアドバイスと無益なアドバイスを早い段階から判断するためにも、そう言うことは大切だと思います。


stock_value at 21:32│Comments(0)TrackBack(0)考え:04〜07年 

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