2007年09月05日
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おばあさんが、建物の内側から外に向かってドアをたたいていました。
僕はあまりにも異様なその風景に一瞬とまどってしまいました。

というのも、普通外から中に向かってドアを叩くのはまだ理解できます。

鍵を持たずに外出した場合、家族の他の人が鍵を閉めて出かけてしまえば、当然鍵を開けることが出来ず、閉め出されてしまう状態になるからです。

しかし内側の人が外に向かってドアを叩く状況というのは、2通りになると思います。

・事情があって、外出できないようにされている。
・その他緊急な状態があってパニック状態になっている。

ある意味で究極の選択です。
外出出来ないように、意図的にされているのであれば、ドアをあけるのは大きな問題です。たとえば精神的に問題があるのかもしれませんし、子供の場合であれば一人での外出は危険ですし。

とにかく、意図的にそれをしているのであれば、外部からどうこうする必要はありません。

一方で、せっぱつまった状況であれば、直ちにあける必要があります。可能性は低いと思いますが、火事とか身の危険な状態であれば、単純なドアを開ける動作もパニックで忘れてしまうかもしれません。

この場合は直ちにドアをあける必要があると思います。

怖かったので、ちょっとドアが開くことだけを確認して、その場を立ち去ってしまいました。その異様な雰囲気とかを見る限りでは、認知証の方だったのかもしれません。善意のつもりが、おせっかいになったかと思うと、ちょっと心が痛みます。


stock_value at 11:51│Comments(0)TrackBack(0)事故・事件 

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