2008年03月08日
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今までblogを書いていて、親しい身内の死が今回で2回ありました。前回はおばあちゃんが亡くなったのですが、それは結構前の話です。5〜6年前だったと思います。

僕は当時からblogを書いていました。そして親しい人の死を初めて迎えるに当たって、色々思うところがあったので、それをblogに書こうとずっと考えていました。とはいっても、なかなか自分の思うとおりに文章が書けないこととか、まだまだ僕自身が整理し切れてない部分などがたくさんあって、何となく書くことをしてきませんでした。
悲しいとか、思い出すのが・・・という事ではないので、書こうと思えばいつでも書けるような内容なのですが、色々な意味であまり筆が進まなかったと言うことです。

おじいちゃんは、おばあちゃんと夫婦で暮らしていました。当たり前の事ですが、僕が生まれたときからその生活のスタイルは変わっていません。そのような当たり前の日常に大きな変化が生じたのが、やはりおばあちゃんが亡くなってからです。

一人になってしまうのが、悲しいことなのかはわかりません。ただし日々寂しそうにしている印象はありました。

ずっと健康的だったのですが、ここ1年ぐらいは体力的にも相当弱っているのが分かりました。寝たきりだとか、身の回りのことができないとか、そう言うことはありませんでしたが、今まで普通だったことが、しんどくなる。そのような変化は周りが思う以上に本人は感じていたと思います。


さて、確か土曜日の朝だったと思います。僕は東北に出張中でした。「今日は簡単に報告だけしてすぐに帰りましょう」そのように予定していました。今回も東北には結構な日数滞在していましたが、それでもなんとか問題なく形に仕上げることができたので、良かったと感じていました。

すると土曜の朝という珍しい時間に妹から連絡がありました。「おはよ。こんな時間にどうしたの?」という、いつも通りの会話を切り出します。すると亡くなったらしいと。そしてこれから私も向かう。そのような事を言っていました。

という状況で僕が亡くなったことを知って、あとはいつもの通り葬儀の手はずを整えます。この辺になると、とても簡単に淡々と事が進んでいくので安心です。


stock_value at 14:17│Comments(0)TrackBack(0)日々:2008年 

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