2008年04月04日
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僕の親が何故か携帯電話を欲しがっています。そして僕は欲しいから購入することには賛成です。そもそも収入がちゃんとあるわけですし、趣味とか欲しいという欲求を満たす程度としては特別問題があるとは考えていません。もちろん維持費を考えると、ムダな感じはしますが。

一方で、「必要だから買う」という考え方には、強く反対します。その反対の理由はとても簡単で、生活の中に必要ないからです。
そもそも誰が親に対して、ピンポイントで連絡を取ろうと思うのでしょうか。

例えば僕とかであれば実家に住んでいる時など、友人から僕に連絡をするときに、確かに親に中継させるのは面倒です。相手もいやがりますし。
そして夜が遅い時などは家族の迷惑もあるでしょうし、通話料の問題も出てきます。

これらを解決する手段としての携帯電話であれば、それは必要だと考える要素の一つです。

また、仕事などですぐに連絡を取りたい場合というのは数多くあります。そしてコレも必要だと考える要素です。
だいたいの場合、僕が必要かどうかよりも周りに望まれる要素が大きいように思います。

僕の親の場合、友人から電話がかかってくることはまずありません。せいぜい年に数回親戚から電話が来る程度です。そして本人に直接連絡を取りたいと思う場面がありません。例えば親に連絡をしたい場合、家に電話をして、伝言でも留守電でも全く不便を感じません。むしろ電波の悪い状況で電話を取られたり、電車の中だからという理由でかけ直したりの手間の方が面倒です。

つまり必要だと思える要素が全くないのです。

親の行動パターンはほとんど決まっているので、連絡を取ろうと思えばいくつかの場所(せいぜい2カ所程度) に連絡をすればまず捕まります。もし外出していても、半日もすれば家に戻ってきます。そしてその程度の時間差で用件が伝われば十分以上です。

僕が携帯電話のことについて親から相談を受ける場合、いつも何故買うのか。について問います。そして必ず「必要だから」という回答が来るのです。そして僕としてはとても残念なことに、その必要な理由については明確な回答をもらえません。


stock_value at 13:29│Comments(0)TrackBack(0)考え 

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