2008年05月18日
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僕は今までなるべく食材のまま食べられる事がすばらしいことだと思っていました。例えば焼き魚よりは刺身とかそう言うことです。

しかし最近になって調理するおいしさもあると考えるようになってきました。もちろん食材の本来の味を味わうこともすごく大切なのですが、それにプラスして味付けが入るわけですから、よりいっそうおいしいように思うのです。

先日のハンバーグの件から、なんとなくそう思うようになってきました。もちろん、単品だけで考えるならば、焼き魚もいいですがやっぱり刺身の方が好きです。でも調味液につけることによっておいしくなる場合というのは結構多いと思います。

ハンバーグの時は、おそらくお店のコンセプトからして、ステーキ肉で提供できないような鮮度になった場合や、脂や肉などの端を調整するときに出る肉を使って挽肉にしているだろう事は容易に想像が付きます。もちろん鮮度とはいっても、若干色が落ちるとか、そう言う事なんだと思います。

さすがに腐ってるのとか、消費の期限が切れてるような状態をミンチにすれば分からないなどという理由では無いでしょう。そう信じています。
だからといって、わざわざそのまま提供しても問題ないような状態の肉を挽肉にするよりは、そうやって全体的にムダが出る部分を使っているのはコスト的にも環境の事とか考えても全く問題ないと思っています。

そしてステーキで食べるのももちろんオイシイのですが、一手間かけたハンバーグも同列として見てもいいのではないかと思ったのです。もちろん、そのお店のコンセプトとか考えると、それを完全に受け入れるのはまだまだ難しいです。でも一つの選択肢としてはありかと。

これからは食材の・・・というよりも調理後の全体的な調和を考えて食品に触れてみたいと思います。


stock_value at 15:43│Comments(0)TrackBack(0)食べ物 

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