2008年07月06日
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僕の働いている会社は、非常に小さな会社です。社員数もそうですし、なによりIT部門については、まだまだ技術者が足りません。

先日メールの遅延が発生しました。そしてそれは営業さんから指摘されたのです。
内容としては、特定の会社からのメールについて、ほぼ毎回遅延するというのです。

そしてその営業さんが言うには、相手の会社から遅延について色々言われているそうなのです。
「メールサーバーウチで構築しましょうか」とか、「有料でサーバーのサポートしますよ」などなど。
もちろん冗談だというのは分かっているのですが、それでもなんだか悔しいですよね。小さい会社だからサーバーも稚拙だろうと。そして運用者の技術力もそんなに無いから、こういった(おそらく)設定ミスが発生するのだろう。と。

で、正直僕としては、その営業さんの取引先の会社しか遅延してないので、ウチのサーバーには問題ないと考えていました。
「ウチには問題ないっぽいし、遅延するのはその会社だけなので、相手方の問題ですよ」そのように答えていました。
しかし営業さんとしても、はっきりと相手に言いたいらしくて、「確かに俺もウチに問題あるとは考えてないんですよ。でも問題が無いなら無いで、"こうこうこういった理由で問題ありません。そっちじゃないんですか。" って言いたいじゃないですか。」というのです。

確かにそれももっともなので、ちゃんと調べることにしました。

で、結論から言うと、相手方のメールサーバーのタイムゾーンの設定が間違っていました。+0 のタイムゾーンになっていたので、ウチのサーバーとメールをすると、+9 となってしまい、遅延が発生したり、メールソフトでの時間が狂ったりしていたようです。

ということを営業さんに伝え、簡単な資料も渡しました。それを持って、先方に伝えたそうです。

すると指摘を受けたその会社は、最初は笑いながら余裕で話を聞いていたそうなのですが、ログを見せたあたりから、
「ほんとだ!まずい。すぐ修正しなくちゃ」そのように言い始めたそうです。
営業さんはそれを見てとても気持ちがいいと言っていました。僕もなんとなくうれしかったです。

トラブルが無いことが一番ですが、こうやって良い関係の中でミスを指摘してもらえるのも楽しいことだと思いました。


stock_value at 16:02│Comments(0)TrackBack(0)技術:04〜08年 

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