2008年10月09日
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特に理由はないのですが、Linkstation を linux にマウントしました。一応こうすることによって、数多く存在している Linkstation は、1台の linux にアクセスすることによって、ある程度管理することができます。Windows ではストレージをまとめる仕組みとして DFS がありますが、色々制約もあるので、とりあえずこの方法です。

linux にインストールされている samba は以下の通りでした。
samba-3.0.28-1.el5_2.1
samba-common-3.0.28-1.el5_2.1
samba-client-3.0.28-1.el5_2.1

接続する Linkstation は以下の通り
Samba 2.2.8a-ja-1.1

そして絶対条件としては、Linkstation はいじくりません。Webでの設定はともかく、Telnetなどは行わない方法で行きます。
そのほかマウントポイントはSMBでアクセスできるようになっている必要があると思います。

smb.conf を編集し、以下の通り追加。
[global]
unix charset = sjis

smb 再起動します。

以下のコマンドを利用し、マウントを行います
mount -t cifs //[LinkstationのIPアドレス]/[共有フォルダ] [マウントポイント] -o user=Anonymous,pass=""

とりあえず誰でもOKなので、アノニマスにしてます。

クライアントPC(Windows Vista)から \\[linuxのIPアドレス] にアクセスすると、マウントポイントの中身をみることができました。

これで文字化けすることもなく、利用が可能になりました。

※文字化けを解決するのは結構大変でした。
※マウントができないときは smbclient も使うといいと思います。
■参考
SambaでほかのLinuxにアクセスするには:@IT
Linkstationが壊れたので、VineLinuxに接続してデータ救出。
LinkStationとmount.cifsで文字化け


stock_value at 20:14│Comments(3)TrackBack(0)技術:04〜08年 

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この記事へのコメント

1. Posted by tm178   2008年12月25日 18:38
4 すみません、1点質問なのですが、unix charsetを指定するsmb.confは、Linuxマシン側のものでしょうか?

Linkstationはいじらないとありますので、Linuxマシン側という解釈でOKですか?
2. Posted by stock_value   2008年12月29日 09:19
はい。ご指摘頂いているように Linuxマシン側のconfです。
接続の確認については、smbclientが便利でした。
接続は問題無いのに文字化けする場合には・・・。やはりcharsetでしょうか・・。
3. Posted by tm178   2009年01月06日 09:32
ご回答ありがとうございました。

職場で似たような環境(Linux+TeraStation)でのマウントテストをしていたのですが、ファイル名に「能」や「表」という文字が入ると、LinuxのKernel2.6系とTeraStationのSamba 2.2.8a-ja-1.1の相性のせいか、FTPやWinSCPなどでマウントディレクトリにアップロードしようとするとエラーになるという現象に陥ったため、こちらの記事を参考にさせて頂いたのですが、まだ解決できずにおります。

古いKernelの時は問題無かったのですけど。

ありがとうございました。
もう少し頑張ってみます。

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