2009年04月10日
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僕は新人を教育していく過程で、様々な事に挑戦させています。なによりも「今できるスキル」の1.3倍ぐらいの難易度で仕事を与えるのは、バランス感覚を問われるのでとても刺激的な内容だと思っています。

そういった考えなので、まだまだ今のスキルでは難しいかなぁと言う仕事を新人に対してどんどん与えています。

四苦八苦しながら、僕以外の人などに聞きながらそれなりに形にまとめてきました。僕としては、内容や価格、そういった見積もりになった根拠がかなりしっかり説明できていましたし、何より会社の方針や今までのやり方を十分に踏襲しているので問題無いと思いました。第一先輩などに逐一全部聞いてるわけですから間違った見積もりや結論になるわけがありません。

ということで、お客様への提出などOKしましたし、そのまま作業を進める用にしてもらいました。

しかしながら、そこに一人先輩の社員がきて、「なんてことをしたんだ」と始まったのです。これじゃ全然ダメだと。抜けも多いし、単価も低すぎる。これで工事をしたら赤字になるじゃないか。と。

びっくりしました。そもそもその先輩の人以外、営業・技術みんなが少しずつアドバイスをし、全体を俯瞰しているので、その見積もりが全く問題無い事は確認できています。もちろん、提案の方向性を間違えているとか、よりよい提案手法があったというのなら話は分かります。しかし今回の指摘は、いろいろな人に聞きながら、四苦八苦し、概ねの完成度がある物に対しての、完全な否定だったのです。

この言動を見たときに、完璧な物であっても否定から入るという性格は大変問題があるように思いました。完成度がここまで高くてもこのような評価なんですから、未熟な段階では相当強く責められるのだと思います。
僕はそういう上司には絶対に当たりたくないなぁと強く思いました。



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